気象病と熱中症 に注意!
6月は春から夏に変わる時期で 体調を崩しやすい季節です。
気象病と熱中症 について
近年は特に 冬でも寒暖差が激しくなっています。
2024年の今年の2月には最高気温が 25度以上の夏日が観測され、
全国 915観測点のうち 90地点で 2月の観測史上最高を記録しました。
最近は、気象が原因となって 体や心に不調が生じる
「気象病」 という言葉も 徐々に市民権を得てきたようです。
天気が変わるとき、気温や湿度、気圧などの変化によって、
ストレスを感じ、自律神経が乱れることで 様々な症状を引き起こします。
男性より 女性の方が なりやすいと言われており、
10代の子どもや高齢者は 自律神経が弱いため、気象病になるリスクが高いとされます。
気象病 にかかると、どんな症状が出るのでしょうか?
めまい、首コリ、肩こり、頭痛、気持ちの落ち込み、疲労感、倦怠感などの症状を訴える人が多くいます。
病気と思い検査をしても 原因がわからない、 病気と診断ができないまま
対策として、酔い止めの薬を処方されます。
しかし、なかなか改善されません。
「正しい生活習慣」を 身に着けることが根本的な改善につながります。
規則正しい生活習慣とは
・ バランスのとれた食事
・ 適度な運動
・ 就寝前の TVやスマホ・パソコンをやめる
・ 寝る1時間ぐらい前にお風呂に入り 気分を整え 睡眠を取る
・ 朝は決まった時間に起きて 朝日を浴びる
等々です。
これからの季節、体は冷房対策をきっちり取り、
入浴はシャワーで済ませず、湯船につかり一日の疲れをとることが大事です。
また、ストレスを溜めないことも重要 です。
外出先での冷房対策に、上着を常時準備しておくことも良いですね。
体を整わせるために、微小循環の改善も重要 です。
体調不良を早期改善するためには
血流を良くする霊芝の摂取が有効です。
また、エネルギーを効率よく燃焼させるコエンザイムQ10や
ストレスの緩和や睡眠改善には アンチストレス がお勧めです。
電気代高騰で 熱中症が増加?
2024年の夏は、急激な円安が背景となり、世界的な原油価格や原料の高騰のため、物価上昇の速度が増しています。
また気温の上昇や季節外れの異常気象により、食料や日常の生活用品をはじめ、あらゆるものが高くなったと感じているのではないでしょうか。
6月からは 電気料金が値上がりします。
家庭向け電気料金を巡っては、政府が物価高対策で
2023年 1月に始めた補助金が24年 5月に終了し、6月使用分(7月請求)の料金は大手電力全10社で値上がりします。
内 8つの電力では 比較可能な範囲で過去最高となります。
エアコンを我慢する?
パナソニックが 今夏のエアコンの利用意向についてアンケートをしたところ、
計 43%の人が「利用を我慢したい」と回答しました。
5月8~12日、エアコンを所有する全国の20~60代の男女 555人を対象にアンケートを行いました。
電気料金値上げに伴う家計への負担について「とても感じる」「やや感じる」と回答した人の割合は計 81%に。
今夏の冷房の利用意向については「かなり我慢したい」が 10%、
「やや我慢したい」が 33%と言う結果になりました。
気象庁が5月21日に発表した 3か月予報では、
6~8月は全国で平年よりも気温が上昇すると予測しています。
高齢者の方は、「エアコン嫌い」の方が多いようです。
電気料金の高騰により、節約と合わせ、エアコンをつけずに熱中症になる人が増えないことを祈っています。
パナソニックは節電しながら効率的にエアコンの冷房を活用する工夫として、
・ 設定温度を下げ過ぎずに風量を上げる
・ 風量は「微風」ではなく「自動」を使う
・ 窓からの日差しを遮断する
・ サーキュレーターを併用する
・ フィルター掃除をする
・ 社外機周辺もきれいにする
を挙げています。
熱中症 を防ごう!
早めの「熱中症対策」を始めましょう。
熱中症 とは?
高温多湿な環境に長くいると、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整機能が低下します。
体内に熱がこもることで生じるさまざまな症状を熱中症といい、最悪の場合は死に至ることもあります。
熱中症の初期症状:めまい・吐き気・頭痛・しびれ等
熱中症を予防するには?
① 暑熱順化で暑さに強い体に:
・ 暑熱順化とは、体が熱さに慣れること
・ 暑くなる前に汗をかく習慣を(1日30分汗をかく運動を2週間)
② 水分補給:
・ 早めに、こまめに水分補給(1日1.2ℓ。1時間にコップ1杯が目安)
・ 高齢者や乳幼児は要注意
③ 涼しくする:
・ エアコンやカーテンを活用(室温28℃が目安)
・ 高温・多湿・直射日光を避ける
熱中症 になってしまったら
① 水分・塩分補給:
・ 経口補水液、スポーツドリンクがおすすめ
・ 自分で水分補給ができない場合は、すぐに救急車を呼び、病院へ
② 体を冷やす:
・ 風通しのいい日陰や冷房の効いた所へ移動し衣服を緩める
③ 氷枕や保冷剤も効果的
こんな症状がある時は迷わず119番通報を!
・ 意識がない
・ うまく動けない、麻痺がある
・ 言動がおかしい
2024年 5月26日発行「広報とうきょう消防」第53号 より
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