寄り添う介護から 「治す介護」 へ

 

寄り添う介護から 「治す介護」 へ 1

寄り添う介護から 「治す介護」 へ 2

多くの大学には、認知症を研究する機関があります。

しかし「治す」 という目標を持って認知症を究している大学は、

残念ながらありません。

ほとんどは “予防” と “寄り添う介護” を 前提とした病理的アプローチのみです。

私は生理学の微小循環理論をもって、

認知症の第三次予防を見据え、

「治す介護」 を目標に 認知症に挑みます。

世界の学者にとって認知症と向き合う方法は これしかないと私は考えます。

微小循環とは、毛細血管の流動性のことであり、

この血管が影響を受けない細胞は 一つもありません。

酸素と栄養を運び、老廃物を回収する血液循環であり、

これを改善・ 修復させて認知症を 「治す」 のです。

私の研究の一つに生薬真菌があります

中でも「霊芝」 は30年来の研究対象でした。

霊芝には、血流の改善に大きく関わる

「2,3-DPG」、

「NO (一酸化窒素)」、

「GSH-Px (グルタチオンペルオキシダーゼ)」

という3大物質を産生、増加させる作用が 確認されています。

この3大産生物によって 微小循環が復活するのです。

すると脳内のアミロイドβは 取り除かれ、老廃物は無くなり、

脳内血流は復活します (データ有り)。

霊芝菌のさらなる改良、 そして加工方法の研究で実現した

「霊芝エキス含有製品」 で、 認知症の症状を改善することができたのです。

認知機能改善 特許

およそ4ヶ月もあれば改善することがわかりました。

しかしながら、 現代の認知症は、

微小循環の対応だけでは 改善が難しいこともわかりました。

なぜなら “うつ”の症状 を伴っているからです。

そして、 専門家でも うつと認知症の症状を区別できません。

うつ症状がある と認知症になりやすく、

また認知機能が低下すると うつを発症します。

そこで私は、うつ症状を改善すべく、

脳内ホルモンのノルアドレナリンを抑制ぎみにして、

セロトニンとドーパミンを産生する 「ラフマエキス含有製品」 (データ有り、特許取得済)を開発しました。

NEOアンチストレス特許

そしてうつ症状を改善することに成功したのです。

 

「霊芝エキス含有製品」 と 「ラフマエキス含有製品」 の二つを併用することで、 現代の認知症と戦う準備が整ったのです。

今、この二つの製品を利用し、

「認知症のない村プロジョクト」を立ち上げることを企画しました。

これこそが私の務めだと考えています。

現在、認知症介護の施設では、オランダのものが最も有名です。

村一つを塀で囲い、 生活するのに必要な設備を整え、

入所者が尊厳を持って生活できる施設です。

他国もそれを真似ています。

塀の中でという限られた施設内ではありますが、

認知症患者が自由に暮らせるようにした 素晴らしい村だと思います。

しかし、認知症介護費用は高額 (入所費別途 月額約 80 万円) で、入所したなら、

そこで一生暮らしていくことを 余儀なくされます。

私たちは「治す介護」 を実現することで、

短期間の入所で 自宅に帰れる施設を目標にしています。

そのために、ゴルフ場をひとつ買い取り、

4か月で 退院できる施設を考えています。

この私たちのプロジェクトにご賛同頂けるようでしたら、

何卒ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

寄り添う介護から 「治す介護」 へ。 そして明るい未来を!

2023年 12月 吉日

一般社団法人 認知機能改善サポート日本協会 理事長 森 昌夫

 


寄り添う介護から 「治す介護」 へ 英語訳

寄り添う介護から 「治す介護」 へ 英語 1

寄り添う介護から 「治す介護」 へ 英語 2

 

Nursing care to “curative” care

There are many universities that have institutes to research dementia, but unfortunately none of them conduct the study with the goal of “curing” dementia.
They only take pathological approaches focusing on “prevention” and “nursing care”.
I take up physiology, more specifically microcirculation, to tackle dementia, aiming to offer “curative care” that will contribute to tertiary prevention.
I believe this is the only way for doctors and researchers around the world to deal with dementia.
Microcirculation is fluidity in capillaries, which affect every single cell of human body.
This circulation, which delivers oxygen and nutrients while collecting waste materials, must be improved and recovered to “cure” dementia.

My study includes herbal and fungal medicine,

and especially I have researched reishi, Ganoderma lucidum, for more than 30 years.

Reishi is reported to have efficacy to produce and increase three major substances that is highly responsible for promoting blood flow: 2,3-DPG, NO, and GSH-Px.
These substances help microcirculation regain its strength, which removes amyloid beta and recovers bloodstream in the brain (we have clinical data).
By improving the quality of reishi fungus and refining our processing method,
we succeeded to produce a product containing reishi extracts to ameliorate dementia symptoms.
The product was confirmed to show its efficacy in 4 months from the beginning of administration.
On the other hand, we must admit that dementia is now difficult to be cured only by improving microcirculation.

Modern dementia is accompanied by depression symptoms,

and sometimes even experts can hardly determine if they indicate depression or dementia.
What is clear is that those who have declined cognitive functions are likely to suffer depression,
and those who have depression symptoms are more likely to develop dementia.

That is why I produced another product, which contains extracts of sword-leaf dogbane, Apocynum venetum, to control noradrenaline while promoting serotonin and dopamine to alleviate depression symptoms (the product is patented in Japan, supported by our data).

We finally succeeded in ameliorating depression symptoms.
It means that we are now ready to tackle modern dementia concurrently using these two products.
Powered by these assets, we planned to launch a project called Zero Dementia Community.

This is my mission.

Currently, the most famous dementia care facility is in the Netherlands.
It is a whole village enclosed with a fence that provides various facilities necessary for daily life, allowing residents to enjoy their life without losing their dignity.
Some countries follow this approach.
Although it is enclosed, the village seems to be wonderful place for people with dementia to live in freedom.
However, the cost is far from affordable price (about $5,500 per month, initial cost excluded), and residents are supposed to live there until the end.
We will materialize “curative care” and establish a unique facility to allow residents to go back home soon.
To achieve this concept, we are planning to purchase a golf course and divert it to a facility where residents can recover their health in 4 months to come back to their own homes.
If you would like to support our project, we would greatly appreciate your cooperation.
Nursing care to curative care, for a bright future!

December 2023
Prof. Masao Mori, Chairman of Dementia Improved Support Association of Japan

 


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