☆ DISAJP NEWS ☆ Vol.43 2021年10月4日配信(国内版)
こちらのメールは、一般社団法人認知機能改善サポート日本協会のメールマガジン『DISA NEWS』に会員登録していただいている方へお送りしております。
世界を認知症ゼロにするため、当協会から皆様に有益な情報をお届けするため、毎月4日に、メールマガジンを発行しています。
2019年 中国湖北省武漢市を中心に発生し、世界中に拡大する新型コロナウイルス感染症において亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、治療や感染拡大防止のために日々奮闘されている医療従事者の皆様に深く感謝を申し上げます。
被患された方々の1日も早い回復と、困難な状況にある皆さまが1日でも早く日常を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。
9月30日に全国で緊急事態宣言が解除されました。感染者数も減少してきています。
とはいえ、感染による死亡者数は一定数が続いております。
感染によって医療の必要な方に適切な対応ができるよう、我々一人一人、これまで同様、でき得る限りの感染対策を継続してまいりましょう。
本日のメルマガ内容
〇 認知症とストレス
〇 認知症者の性 - 逸脱行為への尊厳ある対応
〇 『HM真菌』 のご紹介
〇 認知症スケールを作った長谷川和夫医師の100の言葉
〇 認知機能改善サポート日本協会一般会員・賛助会員の入会ご案内
〇 認知症とストレス
認知症の原因の一つとして考えられているのが「ストレス」です。
ストレスホルモンが出ると血流が悪くなり、脳の神経細胞にも必要な酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。
また、ストレスによって、認知症以外にもうつ病や高血圧などを引き起こすことがあります。
うつ病は、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症との関連を指摘する研究があり、危険因子の一つです。
そして、高血圧は、脳血管性認知症の原因である脳梗塞や脳出血の危険性を高めます。
ストレスは直接的にも間接的にも認知症の原因になり得るといえます。
もちろんストレスだけが認知症の要因ではありません。
なかには思わぬ病気が隠れていることもあります。
ところで、皆さんは「テロメア」を知っていますか?
テロメアとは、私たちの体を作る細胞の中の染色体の末端にある構造で、
大事な遺伝子情報を保護するキャップのようなものです。
人の体は生まれたときから細胞分裂を繰り返し、新しい細胞をつくることで生命を維持しています。
血液が体の中を循環し酸素とエネルギー・栄養を運び、老廃物を取り込んで戻ってくることで細胞を維持し活動を手助けしています。
しかし、細胞が分裂する回数には限りがあり、その回数に関係するのがテロメアです。
新型コロナウイルスの変異株が生じるように、細胞が分裂するときは、まずDNAがコピーされますが、
実はこのとき、染色体の最末端部分を完全にコピーすることはできないのです。
ですから細胞分裂を繰り返すごとに、末端が徐々に短くなり、テロメア配列が少しずつ失われていくわけです。
細胞の老化と呼ぶ人もいるように、テロメアは年齢とともに短くなり、それによって染色体が不安定になり、最終的に細胞は分裂をやめてしまうのです。
細胞が分裂しないということは、新しい細胞が生まれなくなるので、老化が進み、やがては生命を維持できなくなってしまうのです。
このことからテロメアは「生命の回数券」とも呼ばれています。
テロメアの短縮を加速させる生活習慣は、以下のように生活習慣病を起こす要因と一緒です。
1. 不規則な食生活や偏食
2. 運動不足
3. 喫煙、過度の飲酒
4. 精神的なストレス
要因を取り除く、あるいは、健康的な食生活、運動によってテロメアが長くなっていることが確認されています。
海外でマインドフルネスといわれる瞑想や禅は、ストレスを軽減して免疫力を高めるといわれています。
瞑想を行い、脳の前頭葉にある前頭前野が活性化されることで、脳内ホルモン「セロトニン」の分泌が活発化し、脳内全体を巡ります。
前述のように、認知症とストレスには、深い関係があることが明らかになっています。
ストレスとは何なのかを知っておきましょう。
ストレスのもととなった出来事を「ストレッサー(刺激)」と呼びます。
例えば「定年退職」などの出来事、原因のことです。これに対してどう反応するかは、人によって異なります。
「自由な時間が増えてうれしい」と受け止めればストレスにはなりませんが、何もすることがなくて不安を感じたらストレスになります。
誰もが幸せに見える「結婚」も、人によってはプレッシャーを感じてストレスにつながります。
この受け止め方は、個人の性格や過去の経験などによって違います。
つまり、同じストレッサーに見舞われても、そこからストレスが生じるかどうかは人それぞれなのです。
生きていれば何らかのライフイベントはあるので、ストレッサーを避けて通ることはできません。
しかし、受け止め方を変えることで、ストレスを乗り切ることは可能です。
ストレスがあるとうつになりやすく、精神的、身体的、そして認知機能にまで影響を及ぼします。
うつ傾向にある人は、そうでない人に比べると認知症の発症率は2~3倍高いという報告があります。
認知症の前駆状態(軽い状態)の人のうつの割合は、前駆状態にない人に比べると2倍となっています。
ただし、認知症からうつになる可能性もあること、うつと認知症の判別は難しいこともあり、どちらが先なのかは議論が続いています。
お酒が好きで、それによってストレスを上手に解消して認知症にならず長生きをする人もいます。
逆に、ストレスをごまかすために依存症を疑われるような飲み方をする人は、ストレスを増悪させ、アルコール性認知症を引き起こすこともあります。
「病は気から」という言葉には、気持ちのもちようという意味と、東洋医学の気血思想が込められています。
精神的ストレスが加わると、脳内に小さな炎症が起きます。
炎症が小さいうちはいいのですが、ナチュラルキラー細胞でも対処しきれないほどの炎症になってしまうと免疫機能が低下して、病気にかかりやすい状態になってしまいます。
東洋医学では、体の基本となるものは「気」と「血」であって、この両者が体を巡り、バランスをとることによって生命の活動が成り立っていると考えています。
「気」とは大気、天気のように自然界における気という概念から出た言葉で、形がなくて目には見えないものとして、体内におけるエネルギーと捉えられています。
一方、「血」は反対に目に見えるものを指しており、血液のみならず体液を総称したものと捉えられています。
気と血はそれぞれ独立したものではなく、気の異常は血の変調をもたらし、血の異常は気の変調をおこすといった具合に、お互いが依存、協調しあいながらバランスを取り合うものとして存在しており、現代中医学においても「気は血の師である」「血は気の母である」などと称し、気と血の関係を重要視しています。
これまでもご案内してまいりました当協会学術研究顧問 森昌夫教授の研究開発商品『アンチストレス』は生薬のラフマを原料とする自然植物の作用でストレスをコントロールする「セロトニン」を産生します。
DIS SHOPにて、下記のクーポン番号を入力すると送料(700円)が年内無料になります。
※ 新型コロナ対策としても有効な『レイシセンダン葉のど飴』購入の際にもご利用いただけます。
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〇 認知症者の性 - 逸脱行為への尊厳ある対応
認知症者の性 について、世の中ではタブー視されており、あまり表面化されていませんが、
介護施設や訪問介護、自宅介護における認知症の方からのセクハラ行為(性的逸脱行為)に苦悩する介護者は数多くいます。
当協会では、不定期に介護者の立場の方々と語り合う場をもっていますが、
ある時に、施設や訪問介護で働く若い女性が涙を流しながら、
認知症の方からのセクハラ行為に悩み、「辛い。苦しい。」と吐露された時がありました。
ある医師は、このような認知症の高齢者によるセクハラ対応について、同様のことを目にした際、
ベテランのヘルパーの女性は、胸を触られても慌てず騒がず、
相手に、「Aさん、エッチね。私は娘の頃からおっぱいが大きかったのよ。でも、今度触ったら奥さんに言いつけますよ」とソフトに言い、
そして、本人の手をとりながら「おいしいお茶を入れますから飲みましょうね」と見事な対応をしていましたよと、若い女性にアドバイスをしていました。
※我々は、認知症の方の尊厳と共に、介護者の尊厳も大切に考えています。
この医師のように、ヘルパーの対応について、気軽に「見事な対応」という結論で終わらせたくありません。
高齢者のセクハラの主な原因は「認知症」にあるといわれます。
ヒトが理性で抑制できる事柄ができなくなってしまい、
さらに、自分がしたことを覚えていないという認知症の特徴がセクハラを生じやすくさせます。
医師によると、人生に対し真面目であった人(教師や公務員)が、
性的な感情を抑えていた若いころの反動から、セクハラ行為に及ぶことが多いように思うと言います。
また、早くに奥さんを亡くした後、再婚せず一人で過ごした時間の長かった男性もセクハラ行為が顕著であるとのこと。
認知症になったことで抑制が外れ、寂しさから女性の介護者にセクハラ行為を働いてしまうのでしょう。
夫の父親が認知症になったため、身の回りの世話をする際、「布団の中に一緒に入れ」と言われ、義父を嫌いになったという女性もいます。
在宅の場合、特に被介護者が義父の場合、立場的に注意し難いこともあります。
また、関係が気まずくなるため夫には報告できないというジレンマを抱えることもあります。
一方、義父は、嫁を自分の亡くなった妻と思いこんでいたことが原因だったと予測されます。
最近は、デイサービスやユニットケアなどでの女性利用者から男性介護職への性的行動も増えてきています。
股間に触るなどの行為に加え、女性の場合は特定の介護職に恋愛感情を持ち、キスや抱擁を要求して付きまとい(ストーカー)を行います。
そして、ほかの女性介護職や利用者に嫉妬してトラブルになったりすることが多いようです。
ただ男性介護職の場合は、相手への嫌悪感や拒否感が少ないので、それほど問題視されていません。
さらに、LGBT の方の事例もあります。
入居者の異性同士でのトラブルもあります。
施設では鍵をかけません。
そのため、介護士が夜間の見回り中、異性患者同士が同じベッドに裸で寝ているところを発見することもあります。
認知症の症状が進み、自宅で面倒をみられなくなった理由で施設入居している場合、施設側から配偶者や家族に伝えることを躊躇することもあるそうです。
実際、表沙汰にしたところで、誰もしあわせにはなりません。
そのため施設職員が個人で抱え込んで苦悩することも珍しくありません。
認知症の方のトラブルは、本人にも自覚がないのでとても難しいのです。
さらに、あまりオープンにしたくないデリケートな問題ではあります。
しかし、問題を放置しておくわけにもいきません。
COVID-19感染のクラスター発生場所に、介護施設が多数あった原因が、性的逸脱行為のためではないかという憶測もささやかれています。
性的逸脱行為のある認知症者の尊厳と、かかわる看護職の両者を守る支援のあり方について考えてみましょう。
認知症を発症すると、脱抑制や社会的認知の障害が起こります。
看護者や介護者に卑猥なことを言ったり、自身の性器を見せたり、性行為を迫るといった性的逸脱行為がみられることがあります。
これらの行為によって、家族は戸惑いを感じます。介護サービスを断られるケースもあります。
要介護者の性的行動に初めて遭遇した介護者は、びっくりして“異常だ”という意識から嫌悪感を募らせます。
高齢者や要介護者に性的関心があるなど思っていないからです。
日本性科学会の調査結果です。
60〜70代の単身者の多くが異性への積極的な関心を持っていることがわかりました。
60歳以上の有配偶男性の半数以上は、妻との性交渉や愛撫などの性行為を望んでいます。
一方、男性の性機能は50代後半ごろから低下し始めます。
要介護者のほとんどはいわゆる性交は不能です。
しかし、性的関心を失うわけではありません。
要介護状態になっても性的関心を持つのは人として自然なことです。
我々は、人間は死ぬまで性的存在であるという認識が必要です。
認知症高齢者の性的行動に対して、私たちは感情的に反応してしまいがちです。
しかし、ほかの行動上の問題同様、「なぜ」そのような行動をとったのか、相手の気持ちや背景を考えて対応する必要があります。
まずは、背景に不安や孤独感、疎外感があるのではないかと考えてみましょう。
介護職員への調査結果です。
性的嫌がらせの経験ありとする人は、約42パーセント。
身体的・精神的暴力を受けた経験がありとする人は、約56パーセント。
介護職につく人のおよそ50パーセントが性的嫌がらせや暴力の被害者であるという事実が浮き彫りになりました。
“暴力”に耐えきれなくなった優秀なスタッフは離職してしまうでしょう。
そして、人手不足を起こします。
これは、介護サービスを本当に必要としている多くの善良な利用者さんに、看護や介護のサービスを提供できなくなってしまいます。
利用者のためにも、サービス提供者のためにもなりません。
セクハラが起きた場合の対処法ですが、まずは、冷静にやめるように伝えることです。
ここで感情的にヒステリックに注意してしまうと、認知症患者は「自分は嫌われた」と感じます。
また、面白がってさらにセクハラ行為をエスカレートさせる方もいます。
そこで、冷静に振舞うことが、なによりも重要です。
我々は、両者にとっての最適な提案を考えたいと思います。
テレビや外の風景など、ほかのものに注意を向けさせるのもひとつの手。
「あれはなんだろう?」などと言って、自分以外に目を向けさせましょう。
もしほかに家族がいれば、その家族に介護の手伝いをしてもらうことも有効です。
介護を受ける男性に比べて女性の方が異性介護に抵抗感が強いともいわれています。
性別で差別をしてはいけませんが、しかし、高齢者の尊厳を守るため、
介護される本人が、少なくとも介護者の性別を選択できるよう環境を整えるべきでしょう。
一般的な多くの意見では、
男女、夫婦それぞれの別の建物に収容すべき。
それが不可の場合、フロアを分け、夜間は施錠すべき。
という意見が多くあります。
一部では、認知症患者または高齢者専門の風俗を作るべきという意見もあります。
アダルトグッズ会社が自慰行為を推進することで性的逸脱行為を現象させようと、介護施設とのコラボレーションを発表したこともあります。
(その後の報告はないので良い解決策ではなかったのでしょう)
施設に専属の医師は、
「薬を使うというと抵抗を覚える人もいるとは思うのですが、現実問題、それがとり得る最善の方法なんです」
と言います。
抗認知症薬の中でブレーキ系の「メマリー」は異常性欲を抑制することができます。
血管性認知症患者の興奮等に効果がある「グラマリール」は副作用に歩行障害があるので避けたい薬ですが、「メマリー」の効果がない場合は使用することで異常性欲を抑制できます。
とはいえ、脳神経に影響を与える化学薬品に抵抗を持つ人も多いでしょう。
漢方薬の投与で行動が軽減したという報告もあります。
「高齢者の性的逸脱行動に桂枝加竜骨牡蠣湯が有効であった2例」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed1982/54/5/54_5_957/_pdf/-char/en
また、そうした行為の原因に「寂しさ」があるのではないかと思われます。
もし現在、家族が施設に入っている人は、例えば週に1回程度会いに行って15分でもいいから顔を見せてあげてはどうでしょうか。
コロナ禍で面会が自由にできない状況ですが、オンライン面会を取り入れているところもあるので、積極的に利用してみてはいかがでしょう。
これまである意味、タブー視されてきた「高齢者の性の問題」。
施設側だけに押し付けるのではなく、いつか親や自分が施設にお世話になるだろう私たちも広く考えるべききがきたのではないでしょうか。
簡単に答えが出る問題ではないが、まずは事実から目を背けないこと。
それが解決への一歩になることは間違いないはずです。
〇 『HM真菌』 60カプセル / 240カプセル
定価 10,000円(税込108,000円) / 38,000円(税込41,040円)
KOUKAの原料に含まれる霊芝のみのサプリメントをご紹介します。他の認知症改善の栄養補助食品を摂取されている方で、霊芝のみ接種希望の方は、こちらの『HM真菌』も併せて接種されることをお勧めいたします。
〈名 称〉 マンネンタケ(霊芝)加工食品 健康補助食品
〈原材料名〉 マンネンタケ(霊芝)水抽出エキス末(国産)、乾燥ビール酵母、黒焼霊芝末、(被包剤)ゼラチン ※内容:マンネンタケ(霊芝:赤芝・黄芝・黒芝・白芝の四系統の霊芝のブレンド)
〈内容量〉 60カプセル×250mg(内容量200mg/1カプセル)
〈規格成分及び含有量〉 1カプセル中霊芝エキス末120mg
〈保存方法〉高温多湿、直射日 光を避けて常温で保存して下さい。乳児の手の届かない場所に保管して下さい。
〈お召し上がり方〉1日2カプセルを 目安に水またはぬるま湯でお飲み下さい。
・早く体感されたい場合は、1日4~6カプセル、この商品単独でお試しください。
・健康的な食生活のために、主食、主菜、副菜を基本にバランスの取れた食事を。
【商品説明】
1カプセルに霊芝粉末120mgを配合。霊芝商品は数多くありますが、目的別に使い分けることにより効果を発揮します。どなたが飲んでも(キノコアレルギーの方は必ず事前にご相談下さい。)問題はありません。霊芝は高価商品ですので、より期待できる飲み方をお勧めします。ご不明な点は、ご相談下さい。
現在、生活習慣病と呼ばれている病気のほとんどは血流が悪くなることが原因といわれています。血液の流れを改善するためにHM真菌をお役立て下さい。
・DNA鑑定で霊芝の品質を確立しています。
・黒焼き霊芝末・ビール酵母配合。
・厳重な品質管理。霊芝エキスやカプセル加工など、厳重な品質管理で万全の体制を期しています。
・栽培固定特許(第70450号)の【四系霊芝:赤芝・黄芝・黒芝・白芝】霊芝で子実体まで育成され、子実体も使用されていている霊芝漢方生薬メーカならではのこだわり商品です。
〇 認知症スケールを作った長谷川和夫医師の100の言葉
日本国内をはじめ、世界の認知症診断の基礎を作った92歳の長谷川和夫医師。
2017年、88歳の時、自ら認知症であることを公表しました。
長年、認知症の研究をしてきた自分も認知症になりました。
公表した理由は、誰もが認知症になり得ることが当たり前の時代になったということを多くの人に知ってもらいたいから。
そして、もうひとつ。
認知症は特別な病気ではない社会になってもらいたいから。
「私は認知症なんです」と、気軽に語れる世の中になってもらいたいと、
「認知症でも心は豊かに生きている」という本を出版されました。
そこには、長谷川和夫医師の100の言葉が収まっています。
61 認知症の人の「食事」「排泄」「入浴」うぃ介助することだけが、認知症の人の「ケア」ではありません。
62 トム・キットウッドは認知症の人が求めている心理的なこととして5つの要件を挙げました。なぐさめ。愛着。帰属意識。携わること。そして、自分らしさの尊重です。
63 自分の居場所や介護の担当者が変わることは、介護を受ける側にとっては安心感や基本的な確かさを失うことにつながります。
64 人間は本来何かに従事すること、携わることが個人的に意味のある方法で生活に関与することなのです。その逆は退屈、無為、無関心です。
65 その人らしさ、その人の物語とは、その人の生活の状態や役割を超えたところにある、その人のアイデンティティーです。
66 パーソン・センタード・ケアとは、認知症の本人の視点に立ったケアであり、家族や介護職など介護者の視点で行うものではありません。
67 何ができるかではなく、存在すること、つまり「doing」ではなく「being」を感じて、一緒に歩み、喜び、学ぶ。これが、 パーソン・センタード・ケアの姿勢です。
68 パーソン・センタード・ケアの逆は「悪性の社会心理」といいます。急がせる、できるのにさせない、途中でやめさせる、無理強いする、無視して放っておく。この5つです。
69 認知症の人が体験している世界とそうじゃない人の世界には違いがあります。それなのに介護する人は「こっちの世界に来てよ」とついつい考えてしまいます。認知症の人の世界を受け入れましょう。
70 「困ったことがあったら一緒に考え、手助けします」という態度と「全部面倒を見てあげます」という態度はまったく異なります。
〇 認知機能改善サポート日本協会一般会員・賛助会員の入会ご案内
当協会では、個人会員とペア会員の一般会員と、薬店を経営されている団体・法人が入会できる賛助会員を募集しております。
一般会員は、入会金1万円。個人会員は月会費3万1千円(毎月光華1箱・会報誌発送)。ペア会員は月会費5万8千円(毎月光華2箱・会報誌発送)。
過去に光華ご購入者で一般会員の方は、入会金無料でご入会いただけます。
入会資格等については、協会公式サイトで詳しくお伝えしております。
会員募集ご案内 ➡ https://disajp.org/member-recruitment/
一般会員入会申込ページ ➡ https://disajp.org/membership/levels/
※ 当協会賛助会員証を取得している賛助会員のみ、光華正規販売店です。取り扱い薬店は、DIS SHOPでご紹介しています。
その他の販売者から購入されました商品については、当協会では責任を負えませんのでご了承ください。
認知機能障害の改善には、光華を継続して服用いただくことが非常に重要です。飲み忘れを防ぎ、日々の生活の中で認知機能障害改善を食生活に取り入れていただきたいと願っております。
世界中で、COVID-19の猛威と闘っております。医療関係者の皆様の献身的な姿に大変に感謝しております。
私たちも、「認知機能改善」によって、世界中で、ご家族の笑顔が、認知症ゼロの町が、一つでも増えていくことを目標としています。
認知機能改善には、微小循環の正常化が非常に有効であり、微小循環の正常化のためには、天然素材の「霊芝」の適正摂取が必須であると、当協会は考えます。
認知症だからと諦めず、認知機能は改善可能であると、人間に生まれついて備わった生理学の研究によって明らかにし、広く啓蒙を行っています。
この情報を一人でも多くの方にお届けしたいと思います。
家族みんなが笑顔であることが、私たちの喜びです。
公式サイトでは、より有益な情報発信に努めてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
➡ https://disajp.org/
認知機能改善サポート日本協会では、毎月4日に世界に向けて、認知症で悲しむ人をなくすために、有益な情報を発信しています。皆様からの感想やご意見をお待ちしております。
当協会の目的・理念に賛同し、認知機能改善に有効な高品質霊芝のサプリメント「光華」の啓蒙・販売をしている「DIS SHOP」を、御紹介いたします。
➡ https://dis-shop.info/