今月の 認知機能障害予防の食生活のすすめ 新米(玄米) です。
ご存じですか?
白米の糖質量を。
コンビニおにぎり1個で、私たちの体が処理できる糖質の2日分以上をとっているのです。
そこでおすすめしたい食材が、今が 収穫時の 「新米」・・・
特に玄米です。
一般的にお米は、9~10月頃に収穫されます。
収穫された直後のお米が新米ということになりますが、新米の表示を許可されているのは、そのお米が生産・収穫された年の12月31日までと決められています。
つまり、秋に収穫し、その年の12月31日までに精米・袋詰めされたお米が新米ということになります。
これは精米でも玄米でも同じです。
新米が出回る時期は、地域や品種によっても変わります。これは収穫時期に由来するもので、概ね以下のように異なります。
6 月 : 沖縄
7 月 : 沖縄、九州の一部
8 月 : 九州~近畿、東海、北陸、関東
9 月 : 関東~東北、北海道
10月 : 東北、北海道
玄米を含むお米の等級は、1等級~3等級、規格外の4等級で決められています。
1 等級 : 整粒割合70%以上、含有水分15%以下、被害粒、死米、着色粒、異種穀粒・異物混入の合計が15%以下
2 等級 : 整粒割合60%以上、含有水分15%以下、被害粒、死米、着色粒、異種穀粒・異物混入の合計が20%以下
3 等級 : 整粒割合45%以上、含有水分15%以下、被害粒、死米、着色粒、異種穀粒・異物混入の合計が30%以
規格外 : 上記の規格に当てはまらず、且つ、異種穀粒・異物混入の合計が50%未満
このように、等級は主に見た目で格付けされています。
また、等級の表示義務はありませんので、米袋に等級が記載されていないものも多いです。
等級が高くなるほど着色粒が少なく、整粒が多くなるため、より粒が揃っていて白っぽいお米が良い、ということになります。
食すものは、採れたての新鮮なものが一番です。
スーパーなどで新米が並ぶのは、年明けからのものが多いですが(近年は晩秋頃より販売しているところもありますが)、米作りの生産者の方からの直売ですと、本当の採れたてを手に入れることができます。
(筆者も、父の実家の残した田んぼのお世話をしてくださっている生産者さんから、9月下旬から10月初旬の採れたて〇〇家の新米が送られて、1年中元気に過ごしております)
平均すると、日本人は300g程度の糖質を摂っているといわれます。
糖質の最低必要量はおよそ 100g / 日。 (厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」)
穀類に属する米 100gは、ご飯 230gに炊きあがります。含まれる糖質は 80g。
炊いた玄米 50gには、およそ 18gの糖質が含まれています。
食事の際、お米を減らしすぎることで強いストレスを感じれば、インスリン抵抗性を招く要因になるので、ストレスを感じない程度のお米を摂りましょう。
玄米には、現代人に不足している亜鉛も、骨を作る材料となるカルシウムも、高血圧を招くナトリウムを排出するカリウムも、白米より多く含まれています。
食物繊維も豊富で、よく噛まないと飲み込めないというメリットもあります。
なぜそれがメリットかというと、よく噛むことは認知機能を高め、唾液の分泌を促して消化をよくすることにもつながるからです。
ただし、ひとつだけ注意点があります。
玄米は収穫した米粒からもみ殻を取り除いたものです。
玄米に残っている茶色い薄皮(ぬか層)には農薬が残留している心配があります。
玄米を食べるなら、できるだけ無農薬栽培、もしくは減農薬栽培したものを選んでください。
玄米には、体を正常に保つために必要な栄養素の炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルが含まれています。
白米は、確かに美味しいのですが、精米することで胚芽や糠層に含まれる栄養素を削ってしまっているのです。
玄米に含まれている栄養素
・ マグネシウム
・ リン
・ 鉄
・ 銅
・ 亜鉛
・ マンガン
・ ビタミンE
・ ビタミンB1
・ ナイアシン
・ パントテン酸
・ ビタミンB6
が主に含まれています。
他にも…
・ フィチン酸
フィチン酸は、抗ガン効果がありさまざまながんを予防する効果があります。抗酸化作用、老化遅延効果、排毒排泄作用、心臓・血管疾患の予防に期待できるようです。
・ イノシトール
フィチン酸からつくられて脂肪肝予防や動脈硬化予防やカルシウムの吸収を促進する効果、肝機能改善、コレステロール血栓の改善などにも効果があります。
・ ギャバ
GABA(ギャバ)には、ストレスを軽減し精神を安定させたり、血圧やコレステロールを下げたり、アトピーやアレルギーに効果的だという事も期待できます。
・ γ-オリザノール
コレステロールを低下させる作用、抗ガン作用、抗酸化作用、脳機能改善作用や自律神経失調症、更年期障害、潰瘍などにも効果的で治療薬にも使用されています。他にもシミ・小じわの予防などにも効果的です。
・ フェルラ酸
ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり大腸がんのなどの予防や認知症予防効果も期待できます。
・ 食物繊維
食物繊維は、現在の日本人が最も不足している成分のひとつです。皆さんがご存知のとおり体に必要な栄養素で肥満や糖尿病などあらゆる病気や体の健康維持にとても関係してくる成分です。玄米を食べることで食物繊維を補う事が出来ます。
・ アラビノキシラン
NK細胞の活性化、抗酸化作用。
などが含まれています。
いつも白米を食べている方がいきなり玄米に変えると、人によって玄米独特の臭いや、ご飯が硬く感じたりする方もいらっしゃいます。
白米と同じようにあまり咀嚼せずに食べると消化が悪くなり胃や腸に負担をかけてしまう場合もあります。
玄米を食べるにあたり大切なことが、よく噛むことです。
よく噛むことで体にも嬉しい効果が期待出来ます。
玄米食をするとよく噛む習慣がつき、肥満防止や味覚の発達につながります。
よく噛むということは、身体にとってとてもメリットがあります。
① 肥満の防止
② 味覚の発達
③ 言葉の発音が良くなる
④ 脳の発達
⑤ 歯の病気の予防
⑥ ガンの予防
⑦ 胃腸の働きを促進
⑧ 体力の向上
などよく噛む習慣がつくことでいろいろな効果が期待できます。
よく噛むことの大切さ
玄米ご飯を食べるには、白米のご飯を食べることに比べるとよく噛まないと飲み込めにくいので、自然に噛む回数が増えていきます。たくさん噛むと唾液がたくさん出ます。
唾液がたくさん出ることにより口の中の免疫力が高まり、雑菌が増えにくくなり風邪などがひきにくくなります。
唾液には、口の中の細菌の繁殖を防ぐ作用以外にも、消化作用、消化粘膜を保護する作用、味覚の働きを良くする作用がある以外に歯を強化する作用や、殺菌、抗菌作用を持つ免疫などが含まれています。
よく噛むことにより健康に良いということです。
「のむ玄米」の研究開発も進行中
https://disajp.org/information/4055/
昨年、「のむ玄米」について、開発中のお知らせをいたしました。
着々と、より安全・安心、そして美味しく!
をモットーに研究を重ねております。
玄米の効果は、噛むことで得られるものも多いですが、栄養素として、生まれたての玄米そのものの成分を凝縮した「のむ玄米」も、食べる玄米以上の効能があります。
玄米の食感やにおいが苦手という方でも、嚥下障害などで固形物の摂取が難しい方でも、ストレスなく、いつでも気軽に栄養素を摂り入れることができます。
現在、商品として市販できるよう、準備を進めております。
認知機能障害予防の食生活のすすめ 新米(玄米) のご紹介でした。
認知機能が低下していても、人間はおいしいもの、季節のものを楽しむ感情は残っています。
認知症の方も家族の方も、笑顔で過ごすために、ファミリーイベントや、手を抜きつつ楽しく生活をお送りください。
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■ 片山農場
農場主 片山 隆士
家族を中心とした小さな農家です。地元農家の人たちにも協力いただき少人数で栽培しています。
1町歩の畑で完全無化学肥料・無農薬で栽培した野菜と、3町歩の田んぼで栽培期間中農薬化学肥料不使用栽培の米(無農薬・無化学肥料米「にこまる」玄米価格:600円/kg)と、特別減農薬米を生産しています。
利益を上げるために敢えて自分たちの目が届く範囲での栽培を行い、少しずつできることとできる範囲を広げつつ、真面目に作物たちと向き合っている農場主が作った食材です。安心して召し上がってください。
所在地:埼玉県行田市渡柳1470-1
連絡先:090-1797-9313