森昌夫教授の新開発商品の途中経過をおしらせします。 その名も のむ玄米 !
のむ玄米 の最大のメリットは
面倒なく 気軽に 玄米の最大の栄養素を 余すことなく得られること。
※ 特許取得の酵素分解技法で、無農薬栽培(千葉県の若いベンチャー農家)の玄米を使用。
容器は 最高のエコロジカルな 「SDGs(エス ディー ジーズ:Sustainable Development Goals)(持続可能な開発目標)」を 達成しているということです。
玄米を炊いて食べる
ただ、それだけのことですが、
実は非常に難しいことでもあります。
糖尿病や 高血圧、体質改善、ダイエット、ガン予防
医者から勧められたのに、どうも玄米が苦手で食べられない。
または、家族が食べてくれない などの悩みがあるようです。
健康を考えての 玄米食がストレスになってしまっては良いことではありませんね。
玄米が苦手な理由
玄米を苦手に感じる理由は、以下のようなことのようです。
・ ぼそぼそした食感
原因 ・・・ 浸漬時間不足、水不足、加熱不足
・ べちゃべちゃする
原因 ・・・ 水過多、加熱不足
・ 糠臭い
原因 ・・・ 洗米が足りない ・ 鮮度が低い玄米を使用している
・ お店で食べるようにおいしくない
原因 ・・・ 炊飯方法の違い(圧力鍋で炊く)
・ 炊くのが面倒
対応方法 ・・・ 圧力鍋を使う/ 炊飯器の場合、前の晩から水につけておく / 玄米専用の炊飯器を使う
やはり、玄米の苦手な人や、玄米を炊くのが面倒な人が、
自宅で気軽に食べるにはハードルが高いのかもしれません。
健康になりたい! でも、玄米は面倒・・・
そんな人たちも、この【 のむ玄米 】なら、気軽に飲めるだろう と、
当協会学術研究顧問の森昌夫教授が、現在、開発途中です。
当協会にも、サンプル版が届きました。
千葉県の若いベンチャー農家の無農薬玄米を酵素分解した【 のむ玄米 】
100%玄米の良さを余すことなく取り入れました。
酵素分解の方法は、酵素の仙人と称される 農学博士 高橋慧氏が代表の 髙橋酵研株式会社によるものです。
高橋慧博士の主な研究歴
微生物酵素の研究にて 九大農学部より農学博士の学位取得後、
◯ 酒精の改良と研究
◯ 微生物酵素の利用と研究
◯ 柑橘ガスを利用する酵母による SCPの生産に関する研究
◯ 植物の完全単細胞化方法ほか、多くの特許を多数取得しています。
特に
〇 植物の完全単細胞化技術
◯ A・T・E常温分解抽出技術(ヤマブシタケ)
◯ M・E・E低分子酵素分解溶出技術等、(ヒアルロン酸コラーゲン&コンドロイチン)
の 3つの特許技術は、海陸産動物体・植物、キノコ類など 幅広い食品の素材開発を可能にしています。
酵素処理単細胞化技術による加工は、
農産物の 細胞壁を 皮や種も 丸ごと分解することで、
機能性成分や 栄養素を余すところなく摂取できます。
また、加工素材の酸化・劣化を抑制し、食味や消化吸収率の大幅な向上にも繋がります。
丸ごと加工するため 残渣がほとんど出ないというメリットもあり、環境にやさしい技術です。
【 のむ玄米 】は、カートカンでできています。
カートカンは主に紙でできています。
缶の形をした紙製飲料容器で、第三回エコプロダクツ大賞・エコプロダクツ部門農林水産大臣賞を受賞しています。
「紙を原料にしているのに環境に優しい」というのは矛盾しているようですが、
紙の原材料である木材の使用が増えれば、森林の整備に必要な経費が確保されて
「植える → 育てる → 収穫する」というサイクルが スムーズに循環します。
我が国の森林の多くは、安価な国外の木材におされて、充分な循環が難しい状態にあるといわれています。
カートカンは 国産材を30%以上使用、間伐材や端材などのバイオマス資源資源を積極的に活用しています。
地球温暖化の原因となるCO2を吸収して育つ日本の森林。
カートカンの飲料を飲むことは、日本の森林を守り育て、そして地球を温暖化から救うことにつながります。
「カートカン」は、”carton”(紙)と”can”(金属容器)の合成語であり、”CartoCan”はミカエルヘラフ社の商標です。
ヨーロッパで開発されたシステムを、凸版印刷株式会社が、高度な技術で改良開発を行い、東南アジアと日本における独占販売権を得て、1996年に初めて日本に導入しました。
(参照:凸版印刷サイト「カートカン」)
カートカンは 長期保存とリサイクルを可能にする紙製の小型飲料容器
無菌充填により、中身の劣化が少なく、常温流通が可能です。
紙製でありながら内側にはアルミではなく非塩素系樹脂のフィルム「GL FILM」を使用し、
アルミ以外の素材を使用した容器としては、最高の酸素バリア性を誇ります。
円筒形状であり、高温時の紙質強度を高めているため、ホット飲料を含めて、 自動販売機での販も可能です。
牛乳パックと同様のリサイクルが可能で、焼却時はダイオキシンなどの有害ガスも発生しません。
カートカンはストローがなくても直接飲用が可能な形状をしており、
他の紙パックに比べ容易に脱プラを推進できます。
当協会 学術研究顧問 森昌夫教授 は、常に多くの方が健康に日常を過ごせるよう、アイデアをコツコツと形にしています。
「玄米食もよい部分はあれど、過ぎたるは猶及ばざるが如し で、美空ひばりさんが、病気治療のために、一日にゴルフボール大の玄米おにぎり2個と特製のお茶(下剤のセンナのお茶)しか取らなかったことが、逆に病気を悪化させてしまったのかもしれませんね」
「病気も認知症も、自身も周囲も、ストレスなく過ごすことができれば、恐れるものではありません」
「玄米は優れた食品ですが、玄米食として、偏のある食事方法には、逆に健康を損ねることもあります」
「苦手意識をもって食べる食物や面倒を感じる食物は、どんなに良いものでも精神的な喜びを得ることはできません。セロトニンが幸せホルモンと呼ばれるように、ストレスとホルモンには深い関係があります」
「玄米そのものを酵素分解することで、玄米の最大のデメリットである吸収率も向上し、良い成分をそのまま自分のものにすることができます」
「また、玄米の炊飯が面倒という方も、飲むという行為で玄米食を手軽に実践できます。手間暇かけて作ることが健康につながるという偏った考えで、相手に「そんなにしてもらって申し訳ない」と気兼ねさせてしまっては別のストレスを生じさせてしまいます」
「いつでも、誰でも、どこでも【 のむ玄米 】を取り入れてもらえるよう、さらに良い開発研究を続けます」
ちょこっと勉強してみましょう!
玄米について
お米は 田んぼで育っている間は稲と呼ばれ、
収穫後 いくつかの工程を経て脱穀され、籾となります。
その籾から 籾殻を除いたものが 玄米 です。
さらに その玄米から、糠と胚芽を取り除き、胚乳だけにしたものが白米。
ちなみに糠漬けの糠は、このとき 取り除かれた糠を使用して作られます。
巷で言われる、玄米食の効能について 拡大解釈や、誤ったとらえ方があるようです。
1 ビタミン、鉄分、各種ミネラルを多く含むため、頭の働きが活発になり老化予防になる。
2 抗がん物質のフィチン酸が多く含まれ、発ガン防止並びに、化学物質を解毒し、速やかに体外へ排出する。
ミネラル、フィチン酸(イノシトール6リン酸)の抗がん作用についてはその通りです。
「IP-6 & Inositol (IP-6イノセル) ナチュラルキラー細胞を活性化し、がん細胞の増殖を阻止するサプリメント」より
この2つが 同時に含まれるために 以下の点が考えられます。
糠部分に含まれているフィチン酸はミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛など)と結合してフィチン酸塩を作ります。
フィチン酸と結合したミネラルは 水に溶けないため 腸からの吸収が阻害されます。
よって、貧血予防の為に玄米食をされている方は、逆効果になり、
他に 副采をバランスよく取らずに、玄米食ばかりを続けると、
貧血を起こしやすくなります。
特に 妊婦さんは、注意してください。
玄米の栄養分の吸収率は 白米のそれより低いのも事実です。
逆に、ミネラルの排出のほかに、アクなど体に悪いものも排出するため、
一時的に 体調が改善されることも事実です。
この点から、抗がん作用があるとも言われています。
しかし、栄養成分の吸収率は 白米に比べて 逆に 悪いものが少なくはありません。
具体的に カルシウム・マグネシウム について考えてみます。
玄米は 白米の二倍のカルシウムを含みます。
しかし、玄米食で 体内に蓄積されるカルシウムの量は 精米食の三分の一しか ありません。
つまり 効率は六分の一です。
マグネシウムの玄米食での体内蓄積量は – 34mg / 日 で 白米食での + 48mg / 日 に 比較すると マグネシウムの損失 となっています。
1920年 エドワード・メランビィEdward Mellanby(イギリス人)は、
穀類の多い餌で育てた子犬に くる病が発病することを観察しました。
これは、穀類中のフィチン酸がカルシウムの吸収を妨げたためでした。
フィチン酸とは
穀類・豆類・などの植物性食品に多く含まれているもので、
カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルと結合して吸収を妨げます。
フィチン酸は 種皮に 内側の 糊粉層に多く含まれているので 精白すると減少します。
ですから 白米のほうが 栄養吸収率が 良くなるのでしょう。
玄米食で 吸収が悪くなるミネラルについて
〇 カルシウムは 骨の成分であり、酸・アルカリ度の調節や神経・筋肉の働きに関係しています。
〇 マグネシウムは 細胞でのエネルギー作りの酵素として働き、特に筋肉・心臓に必要です。
〇 鉄が不足すると 貧血・動悸・息切れ・脱力感などの症状が出ます。
穀物や豆類に含まれるフィチン酸は、タンパク質やカルシウム、マグネシウム、カリウム等のミネラルと結合します(この状態をフィチンと言います)。
水に不溶性で 消化管からの吸収が悪い状態で 存在します。
つまり、玄米食のフィチン酸では ほとんど体の中に吸収されないということです。
3 抗炎症作用のある「アブシジン酸」が含まれている
玄米には、植物ホルモンの一種の、アブシジン酸が含まれています。
これは、特に穀類に多く含まれる植物ホルモンですが、発芽抑制をする役割があるとされています。
医学的にも、このアブシジン酸は抗炎症作用があることは知られており、インフルエンザや、炎症性腸疾患では、モルモット等により、効果が確認されています。
が、これもフェチン酸同様、副作用が指摘され始めました。
アブシジン酸による酸化ストレスにより、人間の細胞内のミトコンドリアを傷つけるというものです。
ミトコンドリアが傷つくことにより、冷え性や不妊、体内酵素の働きが鈍くなり免疫力が低下するというものです。
4 腹持ちがよい
腹持ちが良いということを裏返せば、消化に悪いと言うことです。
事実、玄米食の場合、本当に良くかまなければ、消化不良を起こすことさえあります。
かえって 肝臓等に負担を及ぼすことがありますので、
病中病後の 胃腸の弱っている方には 不向きと考え 絶対に お勧めしません。
5 植物繊維が 多く含まれる
これも、事実ではありますが、植物繊維などは玄米でなく、
野菜を規則正しく食することが大切で、別に玄米に頼る必要は無いのです。
6 白米は撒いても芽が出ないが、玄米はこれが出るので生命力があるから
この意味で玄米を考えるなら、玄米を煮炊きしないで食べることが条件となるでしょう。
玄米を 生で食べるという話は あまり見聞きしません。
7 「玄米を食べたら体調が良くなった。やせた」と聞くから
肥満体の人が 玄米食を始めると 次第に体重が 減少していくことがあります。
体重が減少していく理由としては、玄米食では 栄養成分の吸収率が 白米食より良くないということが挙げられます。
具体的に 玄米食での栄養吸収率は 90%で、白米のそれは 98%です。
比較すると 10%ほど 吸収効率が良くありません。
やせることで、体調が良くなることは 多々有りますが、
他の栄養のことも考えたいですね。
その他
玄米を炊く時に使われる、天然塩の中の悪性にがりが体に悪い影響を及ぼすともいわれています。
また、食物アレルギーのある方もご注意ください。
アレルゲンになる グロブリン などの タンパク質は 米の表面に多く存在するため、
食物アレルギーのある方は 玄米食は避けてください。
食物アレルギーの方が、玄米、ゴマなどを食べていると、米やゴマがアレルゲンになることがよくあります。
また、米グロブリンは イネ科に共通のアレルゲンなので、ヒエ、アワ、キビなどにも 同時に 反応することがあります。