認知症改善サポート日本協会では、

末端の血管である 微小循環 が スムーズに流れる ことで

認知症をはじめ、病気 および 予防 には、血流改善 が 重要であることを認識し、

皆様に お伝えしております。

 

医療の進歩により、 癌や 心血管疾患による 死亡率は、

この 10年で 30%も 減少しましたが、 認知症による死亡率が 40%も 増えました。

世界的に、 認知症は 人類の将来にとって 重要な課題です。

 

認知症は 自然老化と異なり 病的に能力が低下するもののみをさします

計算能力の低下、 判断力の低下、 失語、 失認など、 様々な症状が 現れます。

食事について、昨日、あるいは、その日の食事で、

どのようなおかずを食べたか を 思い出せないのは、

自然老化です。

そして、 「ごはんを食べた」 という 体験が そっくり記憶から 抜け落ちてしまう状態 が 認知症です。

 

認知症は 病状の進行によって 初期・中期・末期に分類されます

末期になると、家族の認識も できなくなり、自分で生活する 能力すら失い、全面的な介助が 必要となります。

認知症には、 血管性認知症と 変性性認知症の 二つに大別されます。
前者は、 血管性の詰まり、もしくは 他の病気から起因するもので、後者は 脳神経機能の障害に起因し、 これには アルツハイマー病が 代表的なものです。

 


 

2014年に、台湾の学者、陳嗣民(Szu-Ming Chen)博士は 「 霊芝はアルツハイマー病を改善する 」 という 研究成果を 発表しました。

一日 500mg / kg の酸化アルミニウムを 実験用マウスに 5か月間投与し、

アルツハイマー病の基本症状である脳神経障害を引き起こさせ、

4組のマウス群で実験を行いました。

 

酸化アルミニウムを投与しない 正常なマウス群(1)と、酸化アルミニウムを投与し、さらに霊芝の抽出物を投与したマウス群(2)と、酸化アルミニウムを投与し、アルコール抽出物をさらに投与したマウス群(3)と、酸化アルミニウムのみ投与したマウス群(4)を用いて 水中で 休憩する台をみつける 実験を行いました。

この実験の結果、正常なマウス群(1)は、すぐに休憩台をみつけ、霊芝を投与したマウス群(2)と酸化アルミニウムを投与し、アルコール抽出物をさらに投与したマウス群(3)は、台があることを確信した素振りで、(4)は、よくわからない行動を取りました。

これにより、 霊芝が マウスの 記憶判断力を改善できる と 証明されました。

 

そして、 アルツハイマー病のマウスに 2か月間、霊芝を 投与することで、

記憶能力を 引き戻すことが できました。

 

さらに、 CTやMRIによる、血流の速度 や 酸素 と 栄養の供給、 脳内の記憶能力 と 学習能力 を司る 海馬 の 血液状況を スキャンしました。

血流の速度が速いほど、賢いことを意味しますが、

正常なマウスと比べ、(4)群のマウスの血流速度は、あきらかに遅い流れでした。

霊芝を投与したマウスは、ほぼ正常なマウスと同等の流れで、

霊芝が 脳内血流の改善 に 役立っていることが わかりました。

 

脳神経伝達物質の含有量 について調べたところ、 アルツハイマー病は、 神経伝達物質の含有量を 減少させ、 脳神経内のシグナルの伝達を 悪くしていました。

霊芝を 投与することで、 神経伝達物質の含有量は 著しく増加しました。

 

霊芝はアルツハイマー病を改善する マウスの実験

脳血管組織のスキャンでは 正常なマウス群(1)は、細かくびっしりと並んだ分布がみられ、

脳細胞の 酸素 と 栄養 の 供給が 十分である ことを意味します。

アルツハイマー状態で、霊芝の抽出物を投与したマウス群(2)は、正常なマウスと比べ、脳血管の分布がやや少なく、(4)のマウス群の脳血管は空洞になっていました。

 

これらの実験により、すでに発症しているアルツハイマー病に関して、

霊芝の抽出物 と アルコール抽出物 を与えれば、

病状を 正常な方面に改善 でき、記憶力 と 認知能力 を 改善 するだけでなく、脳内血流の速度、 血液粘度、 血液循環 と 神経伝達 まで 改善 することができました。

 

その後、 霊芝によって改善した マウス群に、

継続して 霊芝を投与し続ける必要があるか を調べたところ、

8週目に、 霊芝を投与されて 病状が改善したマウスたちは、

霊芝を投与されなかったマウスと 近い状態になり、

その後、時間が経つほどに、 同じ状態になりました。

 

霊芝 によって 改善された アルツハイマー病は、 霊芝の投与をやめると 再発症する ことが わかりました。

アルツハイマー病の改善には、 霊芝の投与を継続して、 習慣化させて 服用することが 必要 である ということに なります。

 


亜麻仁油 や エゴマ に含まれている α-リノレン酸 や、青魚 に多く含まれる 血管性認知症の予防に効果があるとされている EPA と DHA の オメガ3脂肪酸 は、 血中コレステロール や 中性脂肪 をコントロールし、 血液循環がスムーズになり、 脳にもいい影響 を与えます。霊芝には、これらの成分が含まれています。

 

 

 


 

 

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