太陽生命が10月1日に発売した 『ひまわり認知症予防保険』 の販売件数が 10月18日に、1万件を超えました。

「認知症になった場合の保障」だけでなく「認知症にならないための予防」の段階からサポートする保険で、認知症と診断された場合に受け取ることのできる「認知症診断保険金」は、早期の治療に活用可能です。
生存給付金特則を付加した場合、契約の1年後から2年ごとに「予防給付金」を受け取ることができます。
簡単な血液検査でMCI(軽度認知障害)のリスクを判定する「MCIスクリーニング検査」や疾病予防・健康増進に効果のある「クアオルト健康ウオーキング」の体験ツアーなどの認知症予防サービスにも利用できます。

https://www.taiyo-seimei.co.jp/lineup/health_insurance/best_kisei.html

 

◎ ​​認知症の個人賠償責任 損害賠償の保険は?

2007年12月、愛知県大府市で91歳の認知症の男性が、駅構内で電車にはねられて亡くなる事故がありました。

「認知症の男性を監督する努力を怠った」として、JR東海が遺族を訴え、一審では男性と同居していた85歳の妻と、別居していた長男に対して、720万円の賠償を認める判決が出されました。

この裁判は最高裁まで行き、最終的には「通い介護であるため、家族に責任はない」という判決が確定しました。

が、同居介護であれば、責任を問われる可能性が大きいことも示した裁判結果でもあります。

認知症が原因での事故等の個人賠償や損害賠償の保険について知っておくことも大事です。

認知症の保険には、

1. 認知症になった時に給付金や治療費の出る保険(生保)

2. 認知症の親の賠償責任をカバーする保険(損保)

の2種類があります。

認知症の親の行為への保険は、2の損害保険「個人賠償責任保険」です。

クレジットカードの保険サービスには、個人賠償責任保険がオプション(有料)で用意されているものもあるので、確認してみましょう。

クレジットカードで加入できる保険は、1億円~3億円の補償でも、月額保険料が安価です。
家族型を選べば、親の責任が問われても補償されます。
また、電車等運行不能賠償にも対応している保険もあります。

リボン認知症保険は、少額短期保険で、親が電車をとめたり、隣家のガラスを割ったりしたときの責任をカバーする保険です。

認知症対策を主とした個人賠償責任保険の草分け的存在ですが、年19,800円の保険金で500万円、年24,800円の保険料で1,000万円と、補償額が低いのが難点ではあります。
「認知症の方が起こした法的責任を賠償する」のは、現在、この保険のみとなっています。

https://ribon.com/

 

 

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