こちらのメールは、一般社団法人認知機能改善サポート日本協会のメールマガジン『DISA NEWS』に会員登録していただいている方へお送りしております。
世界を認知症ゼロにするため、当協会から皆様に有益な情報をお届けするため、毎月4日に、メールマガジンを発行しています。
本日のメルマガ内容
〇 台風19号による被害 を受けられた皆様へ
〇 スマホ認知症・デジタル認知症の恐怖
〇 マルチタスクよりも、「ボーッ」としよう
〇 脳過労について
〇 ピュリッツァーセンター特別派遣記者の取材記事のご報告
〇 台風19号による被害 を受けられた皆様へ
このたびの 台風19号による被害 を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
台風19号は長野県のみならず各地に甚大な被害をもたらし、今もなお、浸水被害や停電が続く地域があります。
被害に遭われた方々へは、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
令和元年 台風第19号(アジア名 : ハギビス / Hagibis、命名 : フィリピン、意味 : すばやい)は、
2019年10月6日3時に マリアナ諸島の東海上で発生し、12日に日本に上陸しました。
関東地方や甲信地方、東北地方などで、観測史上 1位を更新するなど、記録的な大雨となりました
神奈川県の箱根町では、24時間降水量 942.5 mmを記録し、降り始めからの雨量は 1000㎜を越え、甚大な被害をもたらしました。
10月22日11時00分 現在で、死者 82名、行方不明者 11名、負傷者のうち、軽症 32名、重症 376名となっています。
認知機能障害を抱えていらっしゃるご高齢者にとって、
大きな環境の変化は、認知機能障害の進行を早める原因になります。
ご家族はもちろん、周囲の方々も、認知症の症状について、ご理解いただき、
進行を抑えるための対応をいただけましたら幸いです。
特に、避難所等の平常と大きく環境の変わる場所では、以下の点にご注意いただけますよう、お願い申し上げます。
・ 雑音が多い場所は避けましょう。落ち着けないと症状が悪化してしまいます。中央よりも、奥まった所を居場所にする方がいいでしょう。
・ あわただしい口調は本人が混乱します。余裕をもち、ゆっくり、短い文章で伝えましょう。
・ 足腰の筋力低下を避けるために足首を回したり、伸びをしたりと、身体を動かすようにしましょう。
・ 突然、大声を出したり、立ち上がろうとしたり、じっとしていない場合には、抑えつけようとすると逆効果になります。話を聞いて落ち着かせることのできる人にそばにいてもらうなど、関わる人を限定しましょう。
本年は、猛暑が続き、体に負荷がかかり、認知症でなくても認知機能が衰える高齢者がいらっしゃいます。
遠慮せず、周囲に助けを求めてください。
認知症の人の見守りを誰かが代わり、家族の休息も必要です。
厚生労働省からも、被災された地域における認知症の方やご家族、その周囲の方へ向けた対応について情報掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/dementia/hisai.html
その他、お困りごとや、お悩みごとがござましたら、ご遠慮なく、当協会にお問合せください。
〇 スマホ認知症・デジタル認知症の恐怖
世界保健機関(WHO)は、ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を、
病気の名称や症状を示す「国際疾病分類(ICD)」に、国際疾病として正式に認定しました。
スマートフォンなどの普及でゲーム依存の問題が深刻化し、
健康を害する懸念は強まっており、ギャンブル依存症などと同じ精神疾患と位置付け、
治療研究や世界の患者数の把握を後押しし、2022年1月から発効するとされています。
国内の大手企業を退職した65歳の男性の事例です。
彼は、
・ 家族の名前が出てこない
・ 昨日見たテレビの内容を忘れている
と、若年性認知症の症状を見せるようになりました。
本人や家族に、日常生活について聞いてみたところ
・ スマートフォンやインターネットで、一日中、検索をし続けたり、動画を見たりしている
ということでした。
彼は、毎日、ネット漬けで、脳疲労が回復することなく、うつ症状も表れ始めました。
脳神経外科医は、
・ IQが高い
・ 新しいものを積極的に取り入れる柔軟なタイプ
が、結果的に、スマートフォン等から、文字や映像、
その他の膨大な情報が絶えず流れ込み続けることで、
当人の情報処理が追いつかなくなり、
「脳疲労」 が、さらに進んで、
「脳過労」
「オーバーフロー脳」
などと呼ばれる現象に行き着き、
認知症発症の原因 にもなっているのではないかと考えられるといいます。
こうした「脳過労」の人の脳を測定してみると、前頭葉の血流が鈍くなっている傾向 が見られたそうです。
前頭葉 は、
思考
自発性 (やる気)
感情
正確
理性
などをつかさどります。
前頭葉への血流が悪くなることで、これらの機能が鈍くなっていきます。
物忘れが激しくなるだけでなく、認知症の症状のように感情のコントロールも苦手になる人も出てきます。
さらに、認知症のきっかけにつながると言われる難聴について、
WHOが 2019年2月12日、スイス・ジュネーブ本部で、
「スマートフォンやポータブルオーディオプレーヤーなどの音楽機器を使用する若い世代の約半数に『難聴の危険』があり、それを回避するための方策を、国際電気通信連合(ITU)と共に策定した」
ことを発表しました。
〇 マルチタスクよりも、「ボーッ」としよう
認知症の予防に、マルチタスク(さまざまなことを並行して行うこと)を推奨する介護者は、日本にも多くおりますが、
実は「マルチタスク」は脳にすごく負担をかけています。
例えばインターネットで、同時並行でさまざまなホームページを見たり、
音楽を聞きながらモノを書いたりすることは、脳を疲れさせることになります。
実は、ひとつのことに集中して取り組んだほうが良い結果が出るのですが、
最近は、認知症予防には、マルチタスクが良いと言われ、
いろいろなことを同時並行で行うことを推奨することがあります。
こうしたマルチタスクばかりを行っていると、集中力が続きません。
米国コーネル大学経営大学院(MBA)の客員教員を長年務め、
マネジメントやネットワーキングの専門家であるデボラ・ザック氏や
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の神経科学の権威アール・ミラー氏などによる
脳機能に関する最近の研究によると、脳は、同時並行処理はできず、
実際は、脳を次々と切り替えながら作業することになり、
この状態では疲労がどんどん溜まりやすくなってしまい、認知症の原因にもなると言っています。
良かれと思ってやっている、これらの行動の積み重ねが、知らず知らずの間に脳に疲労を蓄積させ、過労状態になっていくのです。
時にはデジタルデバイスから離れ、のんびりと自然と触れ合ってみたり、
ながら操作をやめて、ボーッと過ごしてみてください。
当協会の学術研究顧問の森昌夫教授も、「ボーッとしている人ほど、認知症になりにくい」と言われています。
〇 脳過労について
脳過労とは、脳が疲労して疲れがたまり、心身に影響を及ぼしている状態です。
その症状は、認知症の初期症状と似ています。
もの忘れ、集中力・作業能力の低下、理解力・判断速度の低下、人柄が変わる、などです。
・ なぜ「脳過労」は起きるのでしょう
脳は、入力 ⇒ 整理 ⇒ 出力 の3ステップで情報を処理しています。
情報を入れる「入力」
その情報の「整理」
話すなどの「出力」
しかし、脳が働きすぎると情報処理が追いつかず、脳機能が低下する現象が見られます。
これが「脳過労」の状態です。
・ 特に、スマホと脳の情報処理能力の関係に注意!
・ 入力
情報の入力の主なものは目から入ってきます。
スマホは、書籍等に比べて、文章以外に「画面の光や色」、広告などの「動画」、リンク先への「ボタンの選択」など、情報が複雑です。
複雑な情報の入力が続くと、脳の情報を処理する場所がいっぱいになり、徐々に足りなくなります。
・ 整理
スマホから膨大な情報が脳に入り続けると、整理整頓が間に合わず、言ってみれば、脳の中で情報が、ごみ屋敷のようになっていきます。
・ 出力
結果、ごちゃごちゃになった情報の状態の中で、必要な情報を取り出すことができなくなります。
漢字や人の名前を忘れる「もの忘れ」や、言葉が出ずに「会話ができない」といった症状が現れるようになります。
※ 「脳過労セルフチェック」をしてみましょう!
- よく眠れない
- ここ数年もの忘れが増えた
- よくイライラする
- やる気・興味がわかなくなった
- 仕事・家事の段取りが悪くなった
3つ以上当てはまる方は、脳過労の可能性があります。
※ 脳過労を回復させよう!
認知症発症リスクを予防するために・・・
- ぼんやりしよう!
ボーッと、ぼんやりする事で脳の情報が整理され、脳過労が回復します。
「ボーッとする」時間を作って、脳がごみ屋敷になるのを防ぎましょう。 - 単調なリズム運動をしよう!
皿洗いや、部屋の中での足踏みなど、単調なリズム運動を行いましょう。
神経伝達物質「セロトニン」が放出され、脳の疲れを回復してくれます。
※ 気を付けよう!
「脳過労」を引き起こすスマホの使い方をしていませんか?
-
- 目的なくスマホを使用しない
目的を持って使用するのは問題ありませんが、暇だからといって目的もなくスマホを使用するのは、ぼんやりする時間をデジタル機器によって奪われてしまい、脳過労を生み出します。 - ながらスマホをやめましょう
お風呂に入りながら、歩きながらなどの「ながらスマホ」。
2つの異なる行動を同時に行うマルチタスクは、脳にストレスを与えます。
特に、テレビやPCとスマホを同時に使うと、情報量が大幅に増えるため脳へのストレスが大きく、神経細胞にダメージを与える事もあります。
- 目的なくスマホを使用しない
今や私たちの生活に欠かすことのできないスマホですが、その便利さに頼り切るのではなく、使うシーンを考えて、上手に付き合っていきましょう。
〇 ピュリッツァーセンター特別派遣記者の取材記事のご報告
7月に、当協会をピュリッツァーセンター 特別派遣記者の米国の方が取材に訪れました。
その時の取材記事が、全世界に向けて配信されております。
こちらのページを、ぜひ、ご高覧ください。
→ https://bit.ly/2NGyaYF
私たち、認知機能改善サポート日本協会では、認知機能は改善可能 であると、
人間に生まれついて備わった生理学の研究によって明らかにし、広く啓蒙を行っています。
具体的な取り組みとして、認知症に起こり得る周辺症状の改善や、
認知症を引き起こす原因の一つである
加齢による微小循環の滞りによる生活習慣病等を改善するために、
光華(霊芝―生薬)を栄養補助食品として正しく定期継続摂取することで、
周辺症状と呼ばれる、暴力的な言動や行動をしていた認知症の方が、穏やかになったり、
抑うつ症状が出ていた認知症患者の方が、外に出て畑仕事を行ったり、
かつて交流のあった外国人の方に会いに海外まで旅行をするまでに元気になられた方もおります。
幻聴や幻視により、本人や、家族が不安でいっぱいだった方が、
症状が消え、家族も安心した日常を送ることができているという、
喜びの声をいただいております。
家族みんなが笑顔であることが、私たちの喜びです。
当協会の2019年の目標は、「認知機能改善による認知症ゼロの町」が、世界で一つでも増えていくことです。
認知機能改善には、微小循環の正常化が非常に有効であり、微小循環の正常化のためには、天然素材の「霊芝」の適正摂取が必須であると、当協会は考えます。
この情報が、一人でも多くの方に届き、認知症というキーワードで家族間での殺人や高齢者の死亡事故といった不幸が訪れないことを切望しております。
公式サイトでは、より有益な情報発信に努めてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
⇒ https://disajp.org/
認知機能改善サポート日本協会では、毎月4日に世界に向けて、認知症で悲しむ人をなくすために、有益な情報を発信しています。
皆様からの感想やご意見をお待ちしております。
当協会の目的・理念に賛同し、認知機能改善に有効な高品質霊芝のサプリメント「光華」の啓蒙・販売をしている「DIS SHOP」を、御紹介いたします。
⇒ https://dis-shop.info/
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