女性に多い甲状腺の病気について 森教授にお聞きしました。
『教えて!森先生』動画シリーズ です。
認知症は、女性の発症率が多く
また 甲状腺も女性に多い病気です。
女性である筆者も 健康診断や診察時に 甲状腺を調べられることも多く
女性に多い甲状腺の病気について 内科医からお聞きすることもよくあります。
知人の女性も 甲状腺にしこりがあるとのことで
森教授に 女性に多い甲状腺の病気について お聞きしてみました。
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森教授にとっても、
「難しいな 甲状腺は 免疫の中心だから」
と いわしめる甲状腺の病気。
甲状腺の病気は女性に多く、その原因として、自己免疫疾患や女性ホルモンの影響などが考えられています。
また認知症も 65歳以上の女性では男性に比べて 認知症の発症割合が高く、
80歳代の後半では 女性の 44% 男性の 35%
95歳を過ぎると 女性の 84% 男性の 51%
が 認知症であることが 明らかにされています。
外来受診の認知症初診患者数を調査したところ、
男女比が概ね 1:2 です。
(女性が男性の 2倍)
うつ病の有病率も女性の方が男性よりも高く、
男女比は 約 1:2 です。
女性に認知症が多い理由として 考えられることは、
男性は女性に比べて寿命が短いので、認知症を発症する前に 亡くなる方が多い可能性がある
女性ホルモンの影響
女性では、閉経後に 認知症の発症率が増加するため、
女性ホルモン量の低下が 認知症の発症に関与していると 考えられています。
エストロゲンという 女性ホルモンは 脳に色々な作用を及ぼし、
認知機能や 神経細胞の保護に 広く関与していると考えられています。
閉経直前の女性でも 記憶力は同年代の男性より優れており、
閉経後に 女性ホルモンが 急激に減ることが
記憶力の低下、認知症の発症につながっている可能性があります。
うつ に関しても 女性ホルモンの影響は大きい と言われています。
女性ホルモンであるエストロゲンは セロトニンの調整に関係しています。
月経前など エストロゲンが減少すると セロトニン受容体機能が弱くなり、
気分が落ち込みやすくなります。
また、妊娠や出産、更年期などの ライフイベントでも ホルモンバランスが変化し、
うつ病の発症に 影響を与える可能性があります。
そこで
女性ホルモンを投与すれば 認知症もよくなるのでは?
と思われるでしょうが 残念ながら 治療効果は認められずというのが現状です。
森教授は こう言います。
「ストレス、ストレスって、みんな言うけども ストレスの本質知らないから」
みなさんの言う「ストレス」とは、
実は「プレッシャー」のこと。
「プレッシャー」と判断できる原因を取り除いても
解決できない 自分で気づかない「ストレス」が 真のストレス。
この自分でも気づかない 隠れた「プレッシャー」に 押しつぶされないためにも、
セロトニン と ドーパミン を 両方出すことのできる「アンチストレス」が 重要です。
下記の動画で 森教授が 分かりやすく説明してくれています。
認知症や うつの原因にも 関係する 女性ホルモンである エストロゲン と
神経伝達物質である セロトニン は、相互に関連しています。
(エストロゲン は セロトニン の生成を促進し、セロトニン は精神を安定させる働きがあります)
このことからも、
森教授の言う「認知症とうつの両面から対応する必要がある」
という言葉の意味を ご理解いただけるのではないでしょうか。
「でもね ストレスが病気の原因なんですよ。本当は」
森教授の言葉に 重い真実を感じます。
滋賀県高島市安曇川にある 土田医院(旧土田耳鼻咽喉科) 院長の土田 博夫 氏の
「慢性甲状腺炎」の臨床についての 見解と本音 が非常に興味深いものでした。
女性は細かい血管が傷みやすく、微小循環の障害を受けやすい
男性は太い血管が傷みやすく、冠動脈硬化症など太い血管がやられる
甲状腺においても 細かい血管の動脈硬化が 原因ではないか
というものです。
まず何故甲状腺疾患が女性に多いのか?以前から女性の血管と男性の血管はかなり異なるのではないか、という事が言われております。結論から述べると女性の血管は細かい血管が傷みやすく、男性は太い血管がより傷みやすいという事です。
心臓においても男性の心筋梗塞や狭心症の原因となる冠動脈硬化症は結構太い血管がやられますが、女性の場合は微小循環心筋梗塞と言われてかなり細かい血管が障害を受けやすく、心臓カテーテル検査をしても明らかな太い血管の狭窄が見つかりにくい等の特徴が有ります。おそらく甲状腺に於いても細かい血管が動脈硬化を起こしていて血管炎を起こしておりその炎症の為に甲状腺組織が障害を受けているものと考えます。
滋賀県高島市安曇川の 土田医院 は中耳炎、蓄膿症といった耳鼻科疾患だけではなく、動脈硬化、耳鳴り、アトピー性皮膚炎、甲状腺疾患、喘息、動脈硬化、難治性高血圧、めまい、難聴、扁桃炎、ちくのう、アレルギー性鼻炎といった末梢循環機能を改善する内科にまつわる治療も行っております。
光華 – KOUKA の 主成分である 霊芝 の微小循環を改善する作用は
女性に多い甲状腺の病気について も有効なのではないでしょうか。
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