DISAJP NEWS ☆ Vol.12 テーマは アルツハイマー病 です。
こちらのメールは、一般社団法人認知機能改善サポート日本協会のメールマガジン『DISA NEWS』に会員登録していただいている方へお送りしております。
平素、当協会へのご理解、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
世界を認知症ゼロにするため、当協会から皆様に有益な情報をお届けするため、毎月4日に、会員の方向けのメールマガジンを発行しています。
一般社団法人認知機能改善サポート日本協会では、日本および世界中の認知症患者とその家族のために、認知症をゼロにする取り組みを行っています。
本日のメルマガ内容
〇 アルツハイマー病の ごく初期の兆候
〇 アルツハイマー病は 放置すれば静かに進行していく
〇 海外の大学でも関心の高い超高齢化社会
〇 台湾での「高齢化社会」への取り組み
〇 アルツハイマー病のごく初期の兆候
認知症の6~7割を占める アルツハイマー病 は、記憶障害など認知機能が低下する病気と知られている。だが、その行き着く先が「死」であることは、あまり知られていません。
イギリスでは死因の第1位 アメリカでも死因第3位 であると報告されています。
アルツハイマー病 の兆候をいち早く発見するために、次に挙げる 初期の症状 は絶対に見過ごさないでもらいたいと思います。
1. ニオイが分からない
2. 物覚えが悪くなる
3. 整理整頓、計画や計算ができない
アルツハイマー病では、記憶障害よりも先に、まずニオイが分からなくなります。
その後
「同じ事を質問する」
「鍵を置いた場所が分からない」
などの記憶障害が続く場合もあれば、
「片付けられない」
「計算できない」
「いつもやっている仕事のやり方を忘れる」
などの障害が起きる場合もあります。
整理整頓や事務処理がこなせないといった症状から始まる場合には、毒素が原因である可能性が高いと思われます。
自宅や職場にカビが生えていないか、また魚介類には水銀を多く含む種類もあるので、水銀の含有値が低いことで知られるサケ、サバ、アンチョビ、イワシ、ニシンなどを食べるよう心掛けていただきたきたいと思います。
アルツハイマー病は放置すれば静かに進行していく
アルツハイマー病による記憶障害は通常、新しいことが覚えられないという症状から始まります。
今まで生きるのに必要であった古い記憶よりも、それまで必要とされていなかった新しい記憶が先にカットされ、
脳神経ネットワークを縮小しても生命が存続することが優先されるからです。
病気が進行すると、やがて服を着る、歯を磨く、話すなどの基本的な動作の記憶も消えていきます。
そして、生命の維持に必要な機能まで失われていき、最後は死に至る病いです。
早くからアルツハイマー病の兆候に気を付けてチェックを欠かさなければ、
避けられることだということ多くの方に知っていただきたいと思います。
米国のデール・ブレデセン医師により開発された、アルツハイマー病を主なターゲットとしたオーダーメイドの治療システム「リコード法」も参考にしてください。
ブレデセン医師によると、脳にとっては、炎症が持続したり、栄養が不足したり、毒素などが入り込んだりすることが脅威になるといいます。
脅威に曝された脳は、アミロイドベータというタンパク質を作って対処し、自身の脳細胞も破壊してダウンサイジングしてしまうのです。
アルツハイマー病とはいわば、脳が自らを守る「防衛プログラム」の結果であり、この防衛プログラムにより投下されたアミロイドベータは、敵を殺すと同時に国土を焦土と化す「ナパーム弾」のようなものです。
日本の死因原因第一位の癌も、同様の細胞の防衛プログラムのバグともいえます。
世界全体での死亡原因トップ10では、
1 虚血性心疾患
2 脳卒中
3 下気道感染症
4 慢性閉塞性肺疾患
5 気管・気管支・肺がん
6 糖尿病
7 アルツハイマー その他認知症
8 下痢性疾患
9 結核
10 道路交通傷害
となっており(2015年データ)
2000年と比べて、HIVエイズ や 高血圧性心疾患 に替って、
認知症 や 結核 がトップ10入りをしています。
ベトナム戦争で使用され、その殺傷力が注目されたナパーム弾は、ナフサという主燃料剤に増粘剤を添加し、ゼリー状にして充填した油脂焼夷弾で、ベタベタとした内容物はあらゆる面に接着して長時間きわめて高温で燃焼し、周囲を広範に焼き尽くすことが知られています。
この「ナパーム弾」と化したアミロイドベータが脳を蝕み、やがてアルツハイマー病の発症に至ると、ブレデセン医師はいいます。
アミロイドベータは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)の切断によって生成されるタンパク質であり、脳神経ネットワークを破壊に導く。一方で、APPが切断されると、脳に栄養を与えるタンパク質も生成されます。
脳細胞を含め体全体の細胞は、生きていくために必要な情報をやり取りして、さまざまな活動を制御しています。
APPが脳を破壊する分子に切断されるか、脳を成育する分子に切断されるのかということも、細胞同士が伝えあう情報の中で、破壊と成育に関する情報の全体バランスによって決まってきます。
ブレデセン医師ら研究グループがそれを解き明かしました。
「このバランスを左右する要因が36もあるのです。若い時は、見事にいいバランスが維持されていますが、年齢とともにシナプスを破壊する方向に傾いていきます。このバランスを健康的に維持するためには、36の要因をすべて適正化しなくてはなりません」
アルツハイマー病の原因を特定したブレデセン医師は、「リコード法」と呼ばれる治療法を開発しました。
「バランスを維持する36の要因すべてを良い方向にするために、食事、運動、睡眠、ストレス管理、薬、健脳サプリ、そして脳トレーニングなども加えた包括的な治療プログラムで、すでに500人以上の患者さんが回復しています」
さらにブレデセン医師は、少なくとも45歳を超えたら、リコード法で推奨されている各種認知機能検査を受け、自分の状態を知る必要があると提唱しています。
「認知機能の衰えはたいてい自分でも気づくものですが、大したことがないという言い訳をして、医師の診察を先延ばしにする人が多いものです。本格的なアルツハイマー病であるとわかるまで治療されず、『また来年来てください』と言われ続けたという話をよく聞きます。医師自身、アルツハイマー病はまだ治せないと思い込んでいることが多いのです」
アルツハイマー病を発見する重要なヒントとして、ブレデセン医師は血液検査を挙げています。
空腹時インスリン値、高感度CRP、水銀値やマイコトキシンなどの毒性化合物、グルタチオン、ホルモン状態、自然免疫活性化を見るC4aやTGFβなど、アルツハイマー病の治療では通常実施されていなかった血液検査を行っています。
自分のコレステロール値は知っていても、空腹時インスリン値やホルモン状態を知らない人は多いでしょう。
自分の代謝をみる数値について良く知っておくのは、アルツハイマー病予防にはとても重要になってきます。
ブレデセン医師も「これらは認知症患者さんをかかえる医師の先生方が、実際の診療に役立てることができるはずです」と豪語しています。
海外の大学でも関心の高い超高齢化社会
スタンフォード大学やハーバード大学のMBAコースの学生の関心の高い課題は、日本の「超高齢社会」です。
・ 世界で例を見ない速さで高齢化していく日本で、医療・介護はどう変わっていくのか?
・ 「超高齢社会」は対処できるものなのか?
・ その対処方法は他の国でも可能なのか?
スタンフォード大学の学生たちは、日本の高齢者の数が既にカナダ国民より多いことに驚き、地域包括ケアシステムの仕組みに共感し、在宅医療や有料老人ホームについて興味を持って日本に来日しています。
アメリカには一般的に在宅医療の仕組みは無いのですが、一方、訪問介護の仕組みはあり、退院した患者を家でケアし、療養を助けるが、そこには医師は関わらないそうです。
日本のように「患者の自宅が病院になる」という概念はなく、最近になって、スタンフォード大の医学部などが、実験的に緩和ケアを中心とした在宅医療を開始したといいます。
中国人の学生は、自国の高齢化のスピードが日本よりも更に早いことに危機感を持っている。日本で成功したものを自国に持って帰りたい。できればそれをビジネスにしたい、という強い意欲をもって、勉強しているとのこと。
また、中国は、日本よりも、はるかにAIや遠隔診療を使った医療が進んでいます。
日本が、保険を使った遠隔診療を「6か月を越えて診ていた患者」に限っているなど規制を説明すると、「患者は増えるのに、それでは効率が上がらないのでは?」と驚いていました。
台湾での「高齢化社会」への取り組み
台湾では、「高齢社会」の到来により長期介護を必要とする人口が一段と増加しつつあります。
一方、家庭での介護機能が徐々に低下する中で、家族の介護ストレスの高まりが社会・経済問題となっています。
台湾政府は長期的な介護需要や在宅介護の負担軽減のため、2017年1月から「長期介護十年計画2.0(2017~2026年)」を始め、長期介護のサービス体系の構築を進めています。
台湾内政部統計処によると、65歳以上人口の比率を示す高齢化率は2017年時点で13.9%となり、
2018年3月末時点で高齢化率は14.05%となり、行政院は正式に「高齢社会」に突入したことを明らかにしています。
なお、高齢化率が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と定義されていますが、台湾国家発展委員会の推計によれば、2027年に台湾の高齢化率は21.4%となり、「超高齢社会」に入ることになります。
また、0~14歳の年少人口に対する65歳以上の老年人口の比率を示す老年化指数は98.9(2016年)から105.7(2017年)に上昇し、高齢者(65歳以上)が初めて子ども(0~14歳)の数を上回ることとなりました。
台湾では、高齢者の地域居住(エイジング・イン・プレイス)の実現に力を入れ、介護サービス対象およびサービス項目の拡大を図っています。
さらに、長期介護の財源を安定的に確保するため、たばこ税、遺産税や贈与税の税率引き上げによる税収を長期介護の財源とすることが盛り込まれ、介護従事者の社会的地位の向上や賃金引き上げなど待遇改善の必要性による、財源確保と同様に人材確保を急務としており、訪問介護員(ホームヘルパー)の月給を3万2,000台湾元以上、時給を200台湾元以上とする基準を発表しています。
当協会の2019年の目標は、「認知機能改善による認知症ゼロの町」が、世界で一つでも増えていくことです。
認知機能改善には、微小循環の正常化が非常に有効であり、
微小循環の正常化のためには、天然素材の「霊芝」の適正摂取が必須であると、当協会は考えます。
この情報が、一人でも多くの方に届き、
認知症というキーワードで家族間での殺人などという不幸が訪れないことを切望しております。
公式サイトでは、より有益な情報発信に努めてまいります。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
認知機能改善サポート日本協会では、毎月4日に世界に向けて、認知症で悲しむ人をなくすために、有益な情報を発信しています。
皆様からの感想やご意見をお待ちしております。
当協会の目的・理念に賛同し、認知機能改善に有効な高品質霊芝のサプリメント「光華」の啓蒙・販売をしている「DIS SHOP」を、御紹介いたします。
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一般社団法人 認知機能改善サポート日本協会が、毎月4日 に 認知症改善に役立つ情報をメール配信します。
当協会がおすすめする生薬「霊芝」配合食品にちなみ、
「霊芝の日」である10月4日の「4」は、四神(東「青龍」 西「白虎」 南「朱雀」 北「玄武」)、四葉のクローバーの 「4合わせ」 = 「幸せ」 につながります。
第一号は、4月4日の「幸せの日」にスタートしました。
毎月4日を楽しみにしていてください。