こちらのメールは、一般社団法人認知機能改善サポート日本協会のメールマガジン『DISA NEWS』に会員登録していただいている方へお送りしております。
世界を認知症ゼロにするため、当協会から皆様に有益な情報をお届けするため、毎月4日に、メールマガジンを発行しています。
この度の中国湖北省武漢市を中心に発生し、世界中に拡大する新型コロナウィルス感染症において亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また被患された方々の1日も早い回復と、困難な状況にある皆さまが1日でも早く日常を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。
当協会では、新型コロナウイルス感染による高齢者の高い死亡リスクを回避するためにも、認知機能改善による安穏な日常生活を取り戻していただきたいという願いを胸に、日々、活動を継続しております。
本日のメルマガ内容
〇 世界の認知症診断の大きな礎となった長谷川式簡易知能評価スケール
〇 認知症研究の第一人者が認知症になった
〇 絵本『だいじょうぶだよ ぼくのおばあちゃん』
〇 KOUKA治験のご案内
〇 世界の認知症診断の大きな礎となった長谷川式簡易知能評価スケール
認知症の診断ツールとして、世界的に認知症診断の大きな礎となった 長谷川式簡易知能評価スケールは、
1974年に、当時 聖マリアンナ医科大学神経精神科教授だった 長谷川和夫 氏らによって公表された認知症の診断指標です。
見当識、計算力、注意力、記銘力、再生(インプットした情報を即座に答える)などが正常に機能しているか、
合計11個の設問の回答内容をもとに採点化し、
合計32.5点中10点以下で痴呆(当時まだ「認知症」という言葉がなかった)と判定していました。
設問内容は、
「今日は何月何日ですか?」
「出生地はどこですか?」
「100から順に7を引いてください」
などがあります。
高齢者の集中力を考慮して短時間で回答できる設問にしたほか、
視力の衰えが回答を難しくさせる可能性があることから、
視覚的な要素は問題に加えないといったことが配慮されました。
長谷川氏と恩師である東京慈恵会医科大学の新福尚武教授は、
前例のない、認知症という目に見えない領域で”ものさし”を作るために、
日々苦悩の毎日だったようです。
1968年、長谷川氏は教授と共に、東京都内の11の老人福祉施設の利用者1241人の精神保健実態調査を行います。
その後、1973年に東京都からの依頼で、
在宅での認知症の有病率(その集団の中でどれだけその病気にかかっている人がいるかの割合)の調査を行います。
50地区で各100人ずつ、総数4716人を訪問するという、
世界でも例のない、大都市での大規模調査です。
この訪問調査は、自らも心理士とペアになり、一軒一軒の家を訪問し、実施したのです。
きれいに身なりを整えて家族に連れてこられる患者の姿と、
生活状況が丸見えになる在宅での姿。
それは、分かること、見えてくるものの質も量も、全く違っていたそうです。
病院に来る患者を診察していただけでは知り得なかった患者の実態を知り、
病院での患者しか知らない医師とは、異なる視点を持つようになったことでしょう。
自身が開発した「長谷川式認知症スケール」についても、
本人を十分に見ることなく短時間でスクリーニングすることだけに気を取られないよう、
繰り返し訴えていました。
このスケールでは、うつなどの精神機能の低下によって点数が低く出ることもあれば、
認知機能が低下していても、知的水準が極めて高い人の場合は点数が高く出ることもあります。
スケールに回答するときの様子。
病歴。
暮らしの中でどのような支障が生じているか。
家族はどのようなことで困っているか。
認知症かどうかは、こうしたさまざまな情報から総合的に判断する必要があります。
このスケールの点数だけで認知症の有無を判断するのは危険だと、
長谷川氏は、強く指摘していました。
これまで使用されていた「痴呆」という言葉が非常に差別的で失礼だとし、
「認知症」という名称を生み出したのも長谷川氏です。
長谷川スケールは、1991年に、時代に即した設問に改訂され、
30点満点中、20点以下は認知症の疑いありとしています。
〇 認知症研究の第一人者が認知症になった
長谷川和夫氏は、2017年に88歳の自らも認知症であることを公表しました。
長谷川氏の認知症は「嗜銀顆粒性(しぎんかりゅうせい)認知症」で、
・ 高齢発症
・ 記憶障害
・ 頑固
・ 易怒性
・ 被害妄想
・ 性格変化
・ 暴力行動などの行動・心理症状
・ 進行は緩徐
という特徴があります。
長谷川氏は、自分が認知症になって初めてわかったことが、いくつもあると言います。
大学病院初の認知症デイケアを開催した長谷川氏は、現役医師時代、
認知症患者を抱えた家族の負担を減らすために、デイケア・デイサービスの利用を
自分の患者さん家族にも勧めていました。
自分の症状が進み、妻の負担を軽くしようと、
自分がデイサービスを利用してみたところ、居心地が悪く、話の合う人もなく、
やりたくもないことをやらされても苦痛なだけだと、
自分がサービスを受ける側になって、長谷川さんは初めてそのことに気がついたそうです。
「ひとりぼっちなんだ、あそこにいっても。」
患者さんに向け、かつての自分が言った通り、
妻の負担を減らすためには、行った方がいい。
けれど、「苦痛で孤独だ。もうやめる。」そう娘に告げると、
「お父さんが現役時代に始めたことでしょう」と娘に言われる。
「こんなことなら、死んだ方がいい。私が死んだらお前だって喜ぶだろう」
と、娘に言ってしまいます。
周囲に自分の思いをわかってほしい。しかし、周囲の負担にはなりたくない。負担が大きくなったら、自分などいないほうがいいと思われるのではないか。
これは、認知症のある多くの人が、同じように感じている不安です。
そして、長谷川氏はこう言います。
認知症は固定したものではない。
変動するのです。
調子のよいときもあるし、そうでないときもある。
調子のよいときは、いろいろな話も、相談ごとなどもできます。
認知症になったら「何もわからなくなる」と思っている人がいます。
でも、心は生きています。
嫌なことをされれば傷つくし、褒めてもらえばやはり嬉しい。
認知症の人も自分と同じ「一人の人間」であり、この世にただ一人しかいない唯一無二で尊い存在です。
また、生活環境をシンプルにすることも大事です。できるだけ単純に。
複雑な環境でないほうがよいのです。
トイレがどこにあるかとか、寝る場所の位置とか、大事なものほど覚えやすく、見えやすいようにし、動きやすいようにしておくのが大切です。
認知症の人は、同時にいくつものことを理解するのが苦手です。
一度にいろいろなことをいわれると混乱して、疲れの度合いが深まります。
なるべくシンプルにわかりやすく、一つずつ伝えてほしい。
伝える側の心がけ次第で大きく変えることができます。
認知症の人を、ただ「支えられる人」にして、すべての役割を奪わないということも心がけていただきたい。
役割というのは、別に難しいことではなくて、何でもよいのです。
台所仕事が得意なら、台所仕事の役割、大工仕事が得意なら、大工仕事の役割。
そして、「今日は何をなさりたいですか」という聞き方をしてほしい。
そして、できれば「今日は何をなさりたくないですか」といった聞き方もしてほしい。
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〇 絵本『だいじょうぶだよ ぼくのおばあちゃん』
長谷川和夫氏作、池田げんえい絵の『だいじょうぶだよ ぼくのおばあちゃん』という絵本の中で、
「いろいろ わすれる びょうき」のおばあちゃんが、
自分たち家族のことがわからなくなった時に、
孫の「ぼく」は、おばあちゃんに、こう言います。
「おばあちゃん、おばあちゃんは、ぼくの おばあちゃんだよ。おばあちゃんが わからなくても、ぼくも ママも パパも おねえちゃんも、みーんな おばあちゃんのことを、よーくしっているから、だいじょうぶだよ。しんぱいないよ、おばあちゃん!」
「そうなの? みんな わたしのことを しっているのね? あーっ よかった!」
おばあちゃんは ほっとしたかおで わらったんだ。
この絵本は、長谷川氏の奥さまのお父さまのことがモデルになっているそうで、優しい孫は、長谷川さんのお孫さんだそうです。
絵本の中にもあるエピソードの一つ、義父が家族と食事をしていたときのこと。
義父が「皆さんはだれですか?」と困った様子で話したとき、
当時二十歳だった長谷川さんの次女が
「おじいちゃんが分からなくても、みんなはおじいちゃんのことが分かっているから大丈夫」
この言葉を聞いて、長谷川氏は「自分が相手のことを分からなくても、相手は自分を知っていて、以前と変わらずに接してくれる。それが、認知症の人の救いになる」と指摘しています。
「認知症の人は、別の世界に行ってしまった怖い人でない。尊厳を持った人として、接してください」と。
私たち協会一同、皆様にとって、自分のことを理解してくれている存在であり続けたいと思います。
森昌夫教授は、必ず、長谷川和夫先生の認知症を治して、再び、日本の、世界の、認知症患者の希望を取り戻したいと言っています。
長谷川和夫先生が、認知症患者となったことは、大変に不幸なことではありますが、長谷川先生が、認知症をさらに理解した、素晴らしい機会であったともいえます。
しかし、日本のみならず、世界の認知症改善のために尽力された長谷川先生は、世界の宝です。
このまま、長谷川先生を、医療の世界から失うことは、世界にとって、大きな財産を失うことになります。
私は、長谷川先生に、KOUKAを服用いただくチャンスをいただきました。
この出会いによって、長谷川先生には、認知症患者の視点からのさらなる研究が可能になると思います。
また、皆様へのより深い理解も可能になります。
そのために、私は、長谷川先生の認知機能改善のために必死の努力を行います。
同様に、皆様のご家族の認知機能改善にも、役立ちたいと思っています。
人間は、皆、平等です。
そのチャンスを手に入れるのは、愛する人の笑顔を守る愛情であり、そのための努力であると感じています。
共に、家族の笑顔を取り戻しましょう!
〇 光華治験のご案内
生理学における生命を維持するための非常に重要な機能である 微小循環 を正常化する成分(天然生薬である霊芝)を配合した光華 – KOUKA が、認知機能改善に多大な効果を得られるという学術研究に基づき、日本国で「認知機能障害用改善組成物」の発明特許( 特許第6382281号 )を取得しました。この光華 – KOUKA が、世界中の認知症で苦しむ方々の希望となるよう、今回の小規模治験を行うことといたしました。(3ヶ月分(合計12万6,360円分相当)※3回郵送の送料のみ着払いで治験責任者負担)の光華を服用し、参加資格合否を含む5回のアンケート・レポートを提出していただきます)
※ 今回の治験は小規模治験のため、10組のみとさせていただきます。既に、半数は治験参加資格に合格しており、3月より治験を開始しております。(随時、治験詳細を公式サイトにてご報告申し上げます)
光華は、3ヶ月継続して服用いただくことで、ほぼ100%の方が、認知機能障害の改善、生活習慣病の改善につながっています。
また、1週間から10日ほどで、認知症患者の方の顔つきがキリっとしたと、ご家族からの声をいただき、認知機能の回復を実感していただいております。
治験参加資格は、責任者様によって、
①治験者の認知機能障害の詳細についてお知らせいただけること
(予防での治験は行っておりません)
②光華を一日10錠摂取できる環境にあり、服用状況を記録できる責任者がいること
③必ず期日までに、5回のレポート提出いただくお約束を守れる方
④匿名(公表可能な方は公表させていただきます)での学会・公式サイト発表に同意いただける方
を、ご誓約いただける方に限ります。
⑤個別にアドバイスやアンケート内容を提出いただくこともございます。
詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
https://disajp.org/information/2421/
「認知機能障害改善用組成物」特許取得 光華について
名称 マンネンタケ(霊芝) 加工食品
原材料名 食用アマニ油 / 霊芝エキス / ビール酵母(セレン含有) / サバぺプタイト DHA, EPA含有精製魚油 / 霊芝炭末 / デキストリン(被包剤) / ゼラチン / グリセリン /グ リセリン脂肪酸エステル / ブルラン
内容量 38.4g( 320mg × 10粒 × 12シート )
保存方法 高温、 多湿、 直射日光を避け、 常温で 保存してください。
栄養成分表示 10粒当たり
熱量 29kcal / たんぱく質 1.9g / 脂質 2.0g / 炭水化物 0.8g / ナトリウム 5㎎( 食塩相当量 0.01g )
お召し上がり方
1日 10錠を 目安に 水 または、 ぬるま湯 で お召し上がりください
世界中で、COVID-19の猛威と闘っております。医療関係者の皆様の献身的な姿に大変に感謝しております。
私たちも、「認知機能改善」によって、ご家族の笑顔が、認知症ゼロの町が、世界で一つでも増えていくことを目標としています。
認知機能改善には、微小循環の正常化が非常に有効であり、微小循環の正常化のためには、天然素材の「霊芝」の適正摂取が必須であると、当協会は考えます。
認知症だからと諦めず、認知機能は改善可能であると、人間に生まれついて備わった生理学の研究によって明らかにし、広く啓蒙を行っています。この情報を一人でも多くの方にお届けしたいと思います。
家族みんなが笑顔であることが、私たちの喜びです。
公式サイトでは、より有益な情報発信に努めてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
認知機能改善サポート日本協会では、毎月4日に世界に向けて、認知症で悲しむ人をなくすために、有益な情報を発信しています。皆様からの感想やご意見をお待ちしております。
当協会の目的・理念に賛同し、認知機能改善に有効な高品質霊芝のサプリメント「光華」の啓蒙・販売をしている「DIS SHOP」を、御紹介いたします。
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