森教授に 認知症と微小循環の関係 についてお話を伺いました。

動画にてわかりやすくご覧いただけます。

そもそも、

微小循環が悪い状態 とは どのような状態をいうのか?

というところから、分かりやすくお話しいただきました。

 

人間の体を駆け巡る血管には 動脈 静脈 毛細血管 があります。

これらは、それぞれ血液循環において異なる役割を担っています。

動脈は 心臓から送り出された血液を全身に運び、

静脈は 全身から心臓へ血液を戻します。

毛細血管は 動脈と静脈の間をつなぎ、細胞と血液の間で酸素や栄養、老廃物の交換を行います。

微小循環は、この毛細血管領域を中心とした循環を指し、組織の生存に不可欠な物質交換を担っています。

 

日本の病院で行われている西洋医学の治療では、

動脈、静脈といった太い血管の疾患に注目して治療を行います。

 

東洋医学では、この動脈と静脈を結ぶ微細な血管の働きに注目しており、

健康を害する前の状態をも 察知することができます。

微小循環は、体のすべての細胞に酸素や栄養を運び、老廃物を回収する役割を担っており、

これらの物質のやり取りが、新陳代謝のプロセスを支えています。

そこで、自分でも、微小循環が悪くなっていると発見する方法は・・・

顔色で、微小循環の滞りをみつけることができます。

くすみやむくみが、微小循環が悪くなっていることを教えてくれます。

 

認知症と微小循環の関係

最初に 認知症と微小循環の関係 にも深く関わる

東洋医学における「気血水」(き・けつ・すい)という考え方についてお話しいただきました。

「気血水」とは、体を構成する要素で

この3つのバランスが体内で作用し、健康状態を左右するという考え方です。

 

「気」は人間が生きていく大切な要素で、生命活動の根源となるエネルギーです。

みなさんも「元気になる」「気が滅入る」など 気の入った言葉をよく使うことがあると思います。

このように
気は 生きるためにもっとも必要なエネルギー を意味しています。

気は 体を動かし、精神活動を司ります。

気が不足すると、疲れやすい、元気がないなどの症状が現れます。

また、気が滞ると、イライラしたり、気分が落ち込んだりすることがあります。

「気」には「先天の気(せんてんのき)」と「後天の気(こうてんのき)」があります。

先天の気は、生まれながら持っている両親から受け継ぐもの。

後天の気は、生まれたあとに補うもので、

自然界のきれいな外気(清気)と 毎日の食事から得られるもの(水穀の精微)があります。

人間が楽しく元気に生活していくためには、

先天の気はもちろん大切ですが、毎日食べる食事や環境は健康を維持するためにもっとも大切だと考えています。

 

「血」は、血液のことです。

「血」には精神活動を充実させ、全身に栄養を運んで体を潤す働きがあります。

東洋医学では、「血」は体の中を流れる赤い液体を指し、

西洋医学でいう血液を含む栄養物質のことです。

血が体内を十分に巡っている時は、顔色は明るく、肌や髪の毛がうるおい、カラダの動きもよくなります。

また、精神状態が安定し、あらゆることに前向きに取り組むことができます。

血が不足すると栄養不足になり、貧血になり、肌の乾燥、生理不順、疲れ目、ドライアイなどになります。

血の流れが滞ることを、瘀血(おけつ)といい、

肩こり、頭痛、腰痛、生理痛などの原因となり、シミやあざができやすくなります。

 

「水(すい)」とは血液以外の体の中の体液(水分)のことをいいます。

東洋医学では「水」は血液以外の唾液・汗・リンパ液などの水分のことを指しています。

水は、体全体に水分を充実させ、肌・関節・臓腑などにうるおいを与えます。

また体内の余分な熱を抑え、汗や尿として排出する働きもあります。

 

水が不足すると、体が乾燥するため、喉が乾いたり、肌荒れが起きたり、便秘になったりします。

水の流れが滞ると、むくんだり、下痢を起こしたり、鼻水が出たりします。

水が不足する原因は、食生活の乱れや、食事の不足が考えられますが、

働きすぎや運動しすぎなどの疲労も原因のひとつになります。

水が滞る原因は、水分のとりすぎや冷たいもののとりすぎです。

また甘いものや脂っこいものもとりすぎが原因になることもあります。

 

人は、これらの3つの要素が滞りなく巡ることで健康が保たれます。

 

認知症と微小循環の関係 気血水

微小循環が悪い状態とは、この 気 血 水 のバランスが悪いということです。

 

気血水は、現在の体の状態を判断することができます。

気血水における体質についてもご紹介します。

気血水には大きく分けて6つの弁証(身体の状態を判断する方法)があります。

多くの方は、ひとつのタイプだけではなく、複数のタイプに該当します。

該当する項目が多いものから確認してみましょう。

「気」の不足・乱れによって起こる症状

気虚(ききょ):気(エネルギー)が不足している状態
→顔色が悪い・疲れやすい・風邪をひきやすい・下痢を起こしやすい・声が小さいなど

気滞(きたい):気がカラダの中に滞っている状態
→ため息をよくつく・イライラしやすい・怒りっぽい・お腹が張りやすい・喉がつかえるなど

「血」の不足・乱れによって起こる症状

瘀血(おけつ):血が滞っている状態
→顔色が暗い・目の下にくまができやすい・肩こりや腰痛が起こりやすい・手足が冷える・しびれるなど

血虚(けっきょ):血が不足している状態
→顔色が白い・めまいがする・肌に艶がない・目が疲れやすい・皮膚が乾燥している・髪の毛がパサつく・爪が割れやすいなど

「水」の不足・乱れによって起こる症状

水滞(すいたい):水分が滞っている状態
→カラダが重くだるい・むくみやすい・下痢しやすい・水のような鼻水が出る・お腹がちゃぽちゃぽするなど

陰虚(いんきょ)(津虚:しんきょ):水分が不足している状態
→顔色が赤い・のぼせやすい・目が乾燥しやすい・便秘になりやすい・肌が乾燥しているなど


特に注意すべき点は、東洋医学でいう、

血の滞り「瘀血」の状態を回避することです。

微小循環(毛細血管)が滞るということは、すべての病気の重要な原因になります。

自分でわかる瘀血の状態とは、顔色が悪くなり、くすみなどが見られますので、

日頃から、自身の顔色や歯茎の状態などをチェックしてみてください。

マイキュレーターで微小循環の様子が確認できますが、

森教授は特に、乳頭で確認できる代謝の状態に注目しています。

(※ 乳頭 とは、【真皮乳頭(基底層部分)】のこと。血管上部を取り巻く帽子状(逆U字状)の形をしています。新陳代謝の状態を確認できます)

認知症と微小循環の関係 乳頭

つまり、身体中のすべての細胞に酸素や栄養素をもっていき、エネルギーを作り、老廃物を持ち帰るという循環がスムーズに行われているかどうかが重要ということです。

 

前述の通り、西洋医学では、太い血管の疾患に目を向けがちです。

しかし、東洋医学では、むしろ、細い毛細血管である末梢血管の

新陳代謝が 平常に行われているかどうかが重要です。

健康を害する原因は、体に徐々に徐々にゆっくりとダメージを与えている可能性が高いということです。

 

また、微小循環を悪くする大きな原因のひとつに糖があげられます。

糖はエネルギーの源ではありますが、取りすぎると糖尿病の原因になります。

足が壊死し、切断する方もいます。糖の摂りすぎには注意してください。

 

世界でも優秀な学者の集まる微小循環学会でも、微小循環を治す薬はみつかっていません。

しかし、生薬における「駆瘀血剤」の最高位にある霊芝は微小循環を改善することが知られています。

 


この霊芝を使って森教授が発明したのが「光華 KOUKA」です。

認知症と微小循環の関係 には深い関わりがあります。

認知症は脳の「瘀血」の結果とも言えます。

瘀血によって、老廃物を持ち帰り排出することが困難になることで、

認知症の原因といわれるタウタンパクやアミロイドβ が

脳に蓄積しやすい状態になります。

 

認知機能の改善には、脳の微小循環を流すことが重要です。

この瘀血の状態を取り除く「駆瘀血剤」である霊芝を主成分とする

「光華 KOUKA」が、微小循環を良い状態に戻す手助けをします。

 

また、脳内の老廃物である不要な脂を取り除くことができるのは、体温で溶ける不飽和脂肪酸です。

「光華 KOUKA」には、サバぺプタイト DHA,  EPAという、

不飽和脂肪酸を含む油の成分がふんだんに使われています。

 

この脳や体の老廃物につながる不要な脂とは、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸といった油脂のことをいいます。

飽和脂肪酸は動物性食品に多く含まれ、常温で固体になりやすいため、脳内に蓄積されやすくなります。

トランス脂肪酸は、油脂の加工や調理の過程で生成され、悪玉コレステロールを増やし、心筋梗塞や脳内の炎症リスクが高まり、アミロイドβが蓄積しやすい物質です。

 

不飽和脂肪酸は、体温程度の温度では液体の状態を保つ性質があります。

これは、不飽和脂肪酸が分子内に二重結合を持つため、飽和脂肪酸よりも融点が低くなるためです。

そのため、体温で固まることなく、血液や体内で液体として機能することができます。

 

また、不飽和脂肪酸である魚の油が良いとされるのには理由があります。

水中で生活する魚は “変温動物” で、低水温でも体内の油が固まらないようにできています。

したがって、魚より体温の高い人間の体内では、決して固まらない油なのです。

 


●飽和脂肪酸

動物性食品に多く含まれ、常温で固体の脂質。摂り過ぎると、血液中のLDL-C(悪玉)や中性脂肪を増やし、血液に粘度を出して心疾患のリスクを高める。
【多く含む食品】肉類の脂肪、バター、ラード、生クリーム・ホイップクリーム、乳製品、チョコレート、ケーキなど

●不飽和脂肪酸
植物油や魚油・大豆油などに多く含まれ、主に常温で液体の脂質。

一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸がある。

・一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸
血液中の余分な中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにして血栓を防ぐ。
特に青魚の油に多い多価不飽和脂肪酸は心疾患のリスクを下げるとされている。
【多く含む食品】オリーブオイル、さんま、いわし、さば、大豆油、紅花油、ごま油

・トランス脂肪酸
常温で液体の植物油に水素を添加して工業的に製造された脂質。
LDL-C(悪玉)を増やすだけでなく、HDL(善玉)コレステロール(以下HDL-C)を減らし、動脈硬化などによる心疾患のリスクを高める。
【多く含む食品】マーガリン、ファットスプレット、ショートニング、これらを使ったパン・ケーキ・ファストフードの揚げ物、カップ麺やスナック菓子、コーヒークリームなど

 


その他の「光華」の成分について、森教授から詳しく説明をお聞きしました。

※ 光華原材料 食用アマニ油 / 霊芝エキス / ビール酵母(セレン含有) / サバぺプタイト DHA, EPA / 霊芝炭末 / デキストリン(被包剤) / ゼラチン / グリセリン /グリセリン脂肪酸エステル / ブルラン

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