森昌夫教授に 『微小循環と高血圧』 についてお話しいただきました。

YouTube にて、森教授のお話をアップしております。

私たちの体を構成する 約37兆個の細胞1個1個がいかに大切か

誰もが、自分のからだを大切にしようと思えるようになることでしょう。

 


現代医学と東洋医学がたどり着いた「微小循環」の真実

── なぜ細胞 1個 1個を活かすことが 本当の健康なのか?

 

 1. 私たちの体は「1個1個の細胞」の集まりである

私たちの身体は、一つひとつが独立して生きている無数の「細胞」によって作られています。

心臓、肝臓、脳、皮膚、血管に至るまで、すべての臓器や組織は細胞の集合体です。

つまり、「身体が健康である」ということは、

「細胞の1個1個が元気で活発に働いている」ということに他なりません。

逆に言えば、どんな病気や不調であっても、その根本的な原因は

「細胞レベルでの衰えや機能低下」にあります。

病気を本当に根本から治すためには、目に見える症状や臓器だけにアプローチするのではなく、

身体の最小単位である「細胞1個1個」をいかに元気に蘇らせるか

という視点が最も重要なのです。


2. 細胞の命綱「微小循環(毛細血管)」の役割

では、どうすれば細胞1個1個を元気に保つことができるのでしょうか?

その鍵を握っているのが、体内の血管の99%を占める「毛細血管(微小循環)」です。

心臓から送り出された血液は、動脈を通って体の隅々へと運ばれますが、

実は動脈と静脈は直接つながっていません。

その間に網の目のように張り巡らされている超極細の血管こそが毛細血管です。

栄養と酸素の供給:

太い動脈からは細胞に栄養を届けることができません。

毛細血管だけが、細胞1個1個のすぐそばまで行き渡り、

新鮮な酸素と栄養を直接届けることができます。

老廃物と二酸化炭素の回収:

細胞が代謝の過程で出したゴミ(老廃物)や二酸化炭素を引き取り、

静脈へと流して排泄機関(肝臓や腎臓など)へ運ぶのも毛細血管の大切な役割です。

体の中に「毛細血管の栄養を受け取っていない細胞」は1つもありません。

毛細血管はまさに、37兆個の細胞ひとつひとつの 命を繋ぐライフライン なのです。


3. 血流の滞りが引き起こす 高血圧 や 認知症 のからくり

『微小循環と高血圧』 は密接に影響しています。

もし、この微小循環(毛細血管の通り)が悪くなると、体には様々な障害が現れ始めます。

『微小循環と高血圧』

 

 ① 高血圧の真の原因

一般的な西洋医学では「血管の太さ」や「血圧の数値」ばかりに注目し、

降圧剤で無理やり血管を広げて血圧を下げようとします。

しかし、なぜ心臓は圧力を上げてまで血圧を高めようとしているのでしょうか?

それは、体の一部の毛細血管が滞り、奥にある細胞に血液が届いていないからです。

特に肝臓や腎臓などは「毛細血管の塊」のような臓器です。

どこかの毛細血管が詰まると、心臓は「奥の細胞へ無理にでも血液を届けなければ細胞が死んでしまう!」と判断し、

一生懸命圧力をかけて血液を押し込もうとします。これが高血圧の本質です。

 

原因である「毛細血管の滞り」を放置したまま 薬で無理に血圧だけを下げてしまうと、

奥の細胞にはますます酸素や栄養が行き渡らなくなり、

かえって病状を悪化させる原因になってしまいます。

② 認知症と脳の微小循環

現在、世界中で大きな問題となっている「認知症」も例外ではありません。

脳の血管の大部分も微小循環で成り立っています。

脳の細胞1個1個に酸素と栄養を行き渡らせる毛細血管が詰まると、

脳細胞は栄養不足・酸素不足に陥り、正常に働けなくなります。

世界中の優秀な研究者たちが

「認知症の予防・改善には脳の微小循環を良くすることが不可欠である」

と提唱しているのはこのためです。


4. 東洋医学「淤血」と 西洋医学が一致する場所

実は、「毛細血管の滞りが病気を作る」という考え方は、昔からの東洋医学でも非常に重視されてきました。

東洋医学には「淤血(おけつ)」という言葉があります。

これは文字通り「血の滞り」を意味します。

顔に影ができたり、体の一部が黒ずんだりするのは、

その臓器に関連する毛細血管の流れが悪くなっているサインです。

東洋医学では古くから「淤血を取り除けば、大抵の病気は治る」と考えられてきました。

一方で西洋医学でも、内科学の基本を深く突き詰めた学者は

「末梢血管に血液が供給されていない場所こそが病気の発生源であり、微小循環の改善こそがすべての治療の基本である」

という結論に達します。

東洋医学と西洋医学はアプローチや言葉遣いが異なるだけで、

「毛細血管の流れを良くして細胞を蘇らせることが、病気を治す唯一無二の方法である」

という根本の真理では完全に一致しているのです。


5. がん細胞と「酸素」の切っても切れない関係

細胞レベルで健康を考える上で、がん治療や予防においても

微小循環 は極めて重要な役割を果たしています。

がん細胞には、「酸素に非常に弱い」という決定的な弱点があります。

さらに、私たちの体の中で がん細胞を攻撃してくれる免疫細胞(白血球など)が

敵と戦うための最大の武器も、実は「酸素」なのです。

微小循環がスムーズに働いていれば、体中の細胞へ十分な酸素が行き渡ります。

これは、がん細胞にとっては生きにくい環境を作り出し、

同時に免疫細胞にとっては 最高の武器を供給することになります。

細胞 1個1個に酸素を届ける毛細血管の環境を整えることこそが、

がんに対抗するための強力な体内防衛線となるのです。


6. 結論:微小循環 を整え、細胞を蘇らせよう

世界中には「微小循環学会」という、特定の科に属さない独立した専門学会が存在し、

トップクラスの研究者たちがその重要性を日々研究しています。

それほどまでに、微小循環は全身の健康を左右する生命の基盤なのです。

東洋医学で古くから用いられてきた「駆淤血剤(くおけつざい)」、

中でもその代表格である「霊芝(れいし)」は、

この微小循環を改善し、血流の滞りをスムーズにする働きがあることで知られています。

薬で症状をごまかすのではなく、「毛細血管の流れ(微小循環)を良くし、

細胞1個1個に十分な酸素と栄養を届け、老廃物をしっかり回収すること」。

これこそが、細胞を再び活き活きと蘇らせ、

高血圧、認知症、がんをはじめとする様々な病気を根本から防ぎ、

本当の健康を取り戻すためのもっとも確実で大切なアプローチなのです。


『微小循環と高血圧』 💡 まとめポイント

* すべての病気は細胞の不調から始まります。

* 血管の 99%を占める毛細血管が、細胞1個1個の命(酸素と栄養)を支えています。

* 高血圧や認知症も、実は毛細血管の滞り(淤血)が引き起こすサインです。

* 微小循環を改善して細胞を元気にすることこそが、予防医学・根本治療の基本です。

 


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